ポケモンには実際の生き物がモチーフになっているものが多くいます。
今回は、カタツムリがモチーフになっているポケモンを紹介します。
カタツムリがモチーフのポケモン
図鑑の説明や見た目などから、カタツムリがモチーフと考えられるポケモンを紹介します。
ポケモンの名前の由来については公式には明言されておらず、有力と思われる説を載せています。
マグカルゴ
名前 | マグカルゴ |
英語名 | Magcargo |
分類 | ようがんポケモン |
タイプ | ほのお/いわ |
特性 | マグマのよろい ほのおのからだ (隠)くだけるよろい |
背中の 殻は 崩れやすいが ときどき 体内を 巡っている 高熱の 炎が 噴き出す。(『銀』の図鑑より)
『金・銀』で初登場したマグカルゴ。溶岩でできた体を持つポケモンです。
溶岩が固まってできた殻の隙間から炎を噴き出します。体温は1万℃もあり、全ポケモンの中で最高です。
名前の由来は「マグマ + escargot(エスカルゴ:フランス語でカタツムリ)」から。
チョボマキ
名前 | チョボマキ |
英語名 | Shelmet |
分類 | マイマイポケモン |
タイプ | むし |
特性 | うるおいボディ シェルアーマー (隠)ぼうじん |
敵に 襲われると 殻の ふたを 閉じて 防御。ふたの すきまから ベトベトした 毒液を 飛ばす。(『ブラック』の図鑑より)
『ブラック・ホワイト』で初登場したチョボマキ。騎士の兜のような殻に身を隠しており、ふたの隙間から攻撃します。
カブルモとは対の関係であり、チョボマキとカブルモを交換することで、それぞれがアギルダーとシュバルゴに進化します。
名前の由来は「おちょぼ口 + 巻き貝」から。
ヌメイル、ヌメルゴン
名前 | ヌメイル | ヌメルゴン |
英語名 | Sliggoo | Goodra |
分類 | なんたいポケモン | ドラゴンポケモン |
タイプ | ドラゴン | ドラゴン |
特性 | そうしょく うるおいボディ (隠)ぬめぬめ |
そうしょく うるおいボディ (隠)ぬめぬめ |
ヌメイル
なんでも 溶かしてしまう 粘液を 分泌して 敵を 撃退する。目玉は 退化して 見えていない。(『X』の図鑑より)
『X・Y』で初登場したヌメイル。ヌメラがレベル40で進化します。カタツムリのような背中の突起の中に脳みそや内臓が詰まっています。
目は退化して見えませんが、4本の角で周囲の音やにおいを感じ取ることができます。
名前の由来は「ぬめぬめ + snail (スネイル:英語でカタツムリ)」から。
ヌメラ
ヌメルゴン
人懐っこい ドラゴンポケモン。大好きな トレーナーに 抱き着いて 粘液で ヌルヌルにしてしまう。(『X』の図鑑より)
天気が雨の時にヌメイルがレベル50以上で、ヌメルゴンに進化します。
『X・Y』の舞台であるカロス地方はフランスがモデルであり、フランスの伝承にあるカタツムリのようなドラゴン[ル・カルコル]がモチーフと考えられます。
人懐っこいポケモンですが怒り出すと手が付けられなくなり、ツノや尻尾を振り回して暴れまくります。
名前の由来は「ぬめぬめ + スネイル + ドラゴン」から。
ヌメイル(ヒスイ)、ヌメルゴン(ヒスイ)
名前 | ヌメイル | ヌメルゴン |
英語名 | Sliggoo | Goodra |
分類 | マイマイポケモン | からこもりポケモン |
タイプ | はがね/ドラゴン | はがね/ドラゴン |
特性 | そうしょく シェルアーマー (隠)ぬめぬめ |
そうしょく シェルアーマー (隠)ぬめぬめ |
ヌメイル(ヒスイ)
陰気な 性質。ヒスイの地の 水に 含有する 鉄が 皮膚の粘液に 作用し 金属の殻へ 変容させたと 考察す。(『レジェンズアルセウス』の図鑑より)
『レジェンズアルセウス』で初登場した、ヒスイ地方のヌメイル。ヌメラが『レジェンズアルセウス』でレベル40になると進化します。
下半身は硬い殻と一体化しており、移動するときは全身が殻に入って転がって移動します。殻の部分以外は原種とほとんど同じ姿ですが、こちらの方がやや細身です。
ヌメルゴン
金属の殻の 剛柔を 自在に 操る。孤独を 厭い 執念深く 好いた者が 己から 離れると 怒り 荒ぶる。(『レジェンズアルセウス』の図鑑より)
天気が雨の時にヌメイル(ヒスイ)がレベル50以上で、ヌメルゴン(ヒスイ)に進化します。
体が大きくなったのに合わせて殻も巨大化し、殻の中に全身を収納することが可能です。
チオンジェン
名前 | チオンジェン |
英語名 | Wo-Chien |
分類 | さいやくポケモン |
タイプ | あく/くさ |
特性 | わざわいのおふだ |
草木の エネルギーを 吸い上げる。周囲の 森は たちどころに 枯れ果て 田畑は 不作となる。(『バイオレット』の図鑑より)
『スカーレット・バイオレット』で祠に封印されていた災厄ポケモンの1匹。枯れ葉をまとったカタツムリのような見た目をしています。
かつて、王の悪事を木簡に記し告発しようとして処罰された人の恨みが周囲の枯れ葉をまとい、ポケモンになったとされています。
名前の由来は「蟲簡」の中国語読みから。