ポケモンの中には、蛇(へび)のような見た目をしたポケモンが多く存在します。
今回は、へびがモチーフのポケモンや技を紹介します。
へびがモチーフのポケモン
アーボ
名前 | アーボ |
英語名 | Ekans |
分類 | へびポケモン |
タイプ | どく |
特性 | いかく だっぴ (隠)きんちょうかん |
草地などに 多く 生息する。舌を チロチロ させて まわりの 危険を 感じとる。(『赤・緑』の図鑑より)
『赤・緑』で初登場したアーボ。『赤』でのみ出現します。どくタイプですが、モチーフとなっているボアは毒を持っていません。
名前の由来は「ボア (蛇の種類)」を逆から読んだもの。英語名も「snake (スネーク:英語で蛇)」を逆から読んだものになっています。
アーボック
名前 | アーボ |
英語名 | Arbok |
分類 | コブラポケモン |
タイプ | どく |
特性 | いかく だっぴ (隠)きんちょうかん |
お腹の 模様が 怖い 顔に 見える。弱い 敵は その 模様を 見ただけで 逃げ出してしまう。(『赤・緑』の図鑑より)
アーボがレベル22でアーボックに進化します。コブラがモチーフであり、お腹の部分に大きな顔のような模様があるのが特徴的です。
英語の「cobra (コブラ)」を逆から読むとarboc (アーボック)になります。
イワーク
名前 | イワーク |
英語名 | Onix |
分類 | いわへびポケモン |
タイプ | いわ/じめん |
特性 | いしあたま がんじょう (隠)くだけるよろい |
普段は 土の中に 住んでいる。地中を 時速80キロで 掘りながら エサを 探す。(『赤・緑』の図鑑より)
『赤・緑』で初登場したイワーク。多くの岩石がつながって蛇のような姿になっているポケモンです。
地中を掘り進んで移動しますが体内に磁石を持っており、方向を間違えることはありません。
名前の由来は「岩 + スネーク」から。
ハガネール
名前 | ハガネール |
英語名 | Steelix |
分類 | てつへびポケモン |
タイプ | はがね/じめん |
特性 | いしあたま がんじょう (隠)ちからずく |
イワークが 100年 以上 生きると 体の 成分が ダイヤのように 変化する という。(『銀』の図鑑より)
『金・銀』で初登場した、イワークの進化系です。イワークに「メタルコート」を持たせて通信交換することで、ハガネールに進化します。
金属の体を持ち、いわタイプからはがねタイプに変化しました。頑丈なアゴを持っており、固い岩石もかみ砕いて進みます。
名前の由来は「鋼 + tail (テール:英語で尻尾)」から。
オスとメスで、下あごのキバの数が違います。オスはキバが4本、メスはキバが2本です。
ノコッチ
名前 | ノコッチ |
英語名 | Dunsparce |
分類 | つちへびポケモン |
タイプ | ノーマル |
特性 | てんのめぐみ にげあし (隠)びびり |
誰かに 見られると 尻尾で 地面を 掘って 後ろ向きに 逃げ出すのだ。(『金』の図鑑より)
『金・銀』で初登場したノコッチ。ツチノコをモチーフにしたポケモンで、尻尾の先がドリルのようになっています。
背中に小さな羽があり、少しの間であれば飛ぶことも可能です。
名前の由来は「ツチノコ」のアナグラムから。
ハブネーク
名前 | ハブネーク |
英語名 | Seviper |
分類 | キバへびポケモン |
タイプ | どく |
特性 | だっぴ (隠)すりぬけ |
先祖代々 ザングースと 戦ってきた。 体の キズは 激しい 戦いの 印。 鋭い 切れ味の 尻尾で 攻撃するぞ。(『ルビー』の図鑑より)
『ルビー・サファイア』で初登場したハブネーク。ハブがモチーフであり、マングースがモチーフのザングースとはライバル関係にあります。
尻尾は鋭い剣のようになっており、キバだけでなく尻尾でも攻撃を行い、どちらからでも毒が染み出します。
名前の由来は「ハブ+スネーク」から。
ツタージャ
名前 | ツタージャ |
英語名 | Snivy |
分類 | くさへびポケモン |
タイプ | くさ |
特性 | しんりょく (隠)あまのじゃく |
知能が 高く とても 冷静。太陽の 光を たっぷり 浴びると 動きが 鋭くなる。(『ブラック』の図鑑より)
『ブラック・ホワイト』で最初にもらえる3匹のうちの1匹です。へびがモチーフですが2足歩行している点が特徴的です。
名前の由来は「蔦 (ツタ) + 蛇」から。
ジャノビー
名前 | ジャノビー |
英語名 | Servine |
分類 | くさへびポケモン |
タイプ | くさ |
特性 | しんりょく (隠)あまのじゃく |
地面を 滑るように 走る。素早い 動きで 敵を まどわせ つるのムチで しとめるのだ。(『ブラック』の図鑑より)
ツタージャがレベル17でジャノビーに進化します。ツタージャと比べると、体は一回り大きくなりましたが、手足が小さくなっています。
名前の由来は「蛇 + noble (ノーブル:英語で貴族) + ivy (アイビー:英語でツタ)」から。
ジャローダ
名前 | ジャローダ |
英語名 | Serperior |
分類 | ロイヤルポケモン |
タイプ | くさ |
特性 | しんりょく (隠)あまのじゃく |
にらむだけで 相手の 動きを 止めてしまう。太陽エネルギーを 体内で 増幅させる。(『ブラック』の図鑑より)
ジャノビーがレベル36でジャローダに進化します。足は無くなり、より実物のへびに近い姿になりました。小さいですが手の部分は残っています。
名前の由来はことわざの「蛇の道は蛇」から転じて「蛇 + road (ロード:英語で道)」から。」または分類がロイヤルポケモンであることから、「load (ロード:英語で卿)」も考えられます。
ジガルデ[50%フォルム]
名前 | ジガルデ |
英語名 | Zygarde |
分類 | ちつじょポケモン |
タイプ | ドラゴン/じめん |
特性 | オーラブレイク スワームチェンジ |
洞窟の 奥深くで 暮らし 生態系を 破壊する者を 監視していると 言われている。(『Y』の図鑑より)
『X・Y』に登場する伝説のポケモン。ゼルネアスの[X]、イベルタルの[Y]に次ぐ、[Z]に相当するポケモンです。
50%フォルムではへびのような姿ですが、10%フォルムでは犬のような姿、100%フォルムは巨人のような姿に変わります。
スナヘビ
名前 | スナヘビ |
英語名 | Silicobra |
分類 | すなへびポケモン |
タイプ | じめん |
特性 | すなはき だっぴ (隠)すながくれ |
穴を 掘りながら 食べた 砂を 首の 袋に 溜めている。8キロもの 砂が 入るのだ。(『ソード』の図鑑より)
『ソード・シールド』で初登場したスナヘビ。
大きな鼻の穴は砂を噴射することに特化しており、においをかぎ分けることは苦手です。
名前の由来は「砂 + 蛇」から。
サダイジャ
名前 | サダイジャ |
英語名 | Sandaconda |
分類 | すなへびポケモン |
タイプ | じめん |
特性 | すなはき だっぴ (隠)すながくれ |
独特の とぐろの 巻き方は 砂袋の 砂を より 効率 よく 噴射 するため なのだ。(『シールド』の図鑑より)
スナヘビがレベル36でサダイジャに進化します。
鼻の穴から噴射する砂は、ダンプカーも押し流すほどの勢いです。また、『ソード・シールド』ではキョダイマックスすることも可能です。
名前の由来は「砂 + 大蛇」から。
キョダイマックス
ミミズズ
名前 | ミミズズ |
英語名 | Orthworm |
分類 | ミミズポケモン |
タイプ | はがね |
特性 | どしょく (隠)すながくれ |
敵に 襲われると 体毛を こぶしのように 使い パンチの 嵐を お見舞いするのだ。(『スカーレット』の図鑑より)
『スカーレット・バイオレット』で初登場したミミズズ。その名の通りミミズがモチーフでへびとは別種の生き物ですが、へびに似た姿ということでここで紹介します。
「レジェンドルート」のストーリーでは、ヌシポケモンの1匹「潜鋼のヌシ」として登場します。
6本の腕のように扱える体毛があり、パンチを繰り出すことができます。
ノココッチ
名前 | ノココッチ |
英語名 | Dudunsparce |
分類 | つちへびポケモン |
タイプ | ノーマル |
特性 | てんのめぐみ にげあし (隠)びびり |
硬い 尻尾で 地中 深くの 岩盤を くり抜き 巣を 作る。巣穴は 長さ10キロに およぶ。(『スカーレット』の図鑑より)
『スカーレット・バイオレット』で登場した、ノコッチの進化系です。
ノコッチが「ハイパードリル」を覚えた状態でレベルアップするとノココッチに進化します。このとき、99%の確率で[ふたふしフォルム]になり、1%の確率で[みつふしフォルム]になります。
へびがモチーフの技
変化技 [タイプ] |
威力・命中・PP 備考 |
へびにらみ [ノーマル] |
威力:ー 命中:100 PP:30 相手をまひ状態にする。 |
とぐろをまく [どく] |
威力:ー 命中:ー PP:20 自分の攻撃・防御・命中率を 1段階アップする。 |
へびにらみ
同じ効果の「でんじは」は命中が90であり、命中面で優れています。
また、「でんじは」はでんき技のためじめんタイプには無効ですが、「へびにらみ」はじめんタイプもまひにできるという点で優秀です。
とぐろをまく
3つの能力を同時に上げられる珍しい技です。
命中率を上げる技で実用的なものは少ないため、へび系ポケモンの利点と言えます。