ポケモンには数多くの種類がありますが、今回は、カエルがモチーフになっているポケモンを紹介します。
カエルがモチーフのポケモン
図鑑の説明や見た目などから、カエルがモチーフと考えられるポケモンを紹介します。
ポケモンの名前の由来については公式には明言されておらず、有力と思われる説を載せています。
フシギダネ
名前 | フシギダネ |
英語名 | Bulbasaur |
分類 | たねポケモン |
タイプ | くさ/どく |
特性 | しんりょく (隠)ようりょくそ |
生まれたときから 背中に 植物の タネが あって 少しずつ 大きく 育つ。(『赤・緑』の図鑑より)
『赤・緑』の御三家ポケモンの1匹、フシギダネ。背中の大きなタネが特徴です。
名前の由来は「不思議 + 種」から。
フシギソウ
名前 | フシギソウ |
英語名 | Ivysaur |
分類 | たねポケモン |
タイプ | くさ/どく |
特性 | しんりょく (隠)ようりょくそ |
つぼみが 背中に ついていて 養分を 吸収していくと 大きな 花が 咲くという。(『赤・緑』の図鑑より)
フシギダネがレベル16で進化する、フシギソウ。背中のタネは赤いつぼみになっています。
名前の由来は「不思議 + 草」から。
フシギバナ
名前 | フシギバナ |
英語名 | Venusaur |
分類 | たねポケモン |
タイプ | くさ/どく |
特性 | しんりょく (隠)ようりょくそ |
太陽エネルギーを 栄養にして 大きな花が 開く。 日なたに 引き寄せられるように 移動する。(『青』の図鑑より)
名前の由来は「不思議 + 花」から。フシギソウがレベル32で進化します。ついに背中のつぼみが開花しました。
オスとメスで見た目が異なり、メスは花の中心部に突起があります。
また、作品によっては、メガシンカやキョダイマックスといった、別の姿に変化することができます。
メガシンカ | キョダイマックス |
ニョロトノ
名前 | ニョロトノ |
英語名 | Politoed |
分類 | かえるポケモン |
タイプ | みず |
特性 | ちょすい しめりけ (隠)あめふらし |
鳴き声が 響きわたると あちこちから ニョロモや ニョロゾたちが 集まってくる。(『金』の図鑑より)
『金・銀』で初登場したニョロトノ。トノサマガエルがモチーフと思われます。ニョロゾに「おうじゃのしるし」を持たせて通信交換するとニョロトノに進化し、進化前のニョロモ、ニョロゾはオタマジャクシがモチーフになっています。
名前の由来は「ニョロニョロ + 殿」から。
ニョロモ | ニョロゾ | ニョロトノ |
オスとメスで見た目が異なり、オスはほっぺの丸がメスより大きいです。
グレッグル
名前 | グレッグル |
英語名 | Croagunk |
分類 | どくづきポケモン |
タイプ | どく/かくとう |
特性 | きけんよち かんそうはだ (隠)どくしゅ |
ほっぺたに 毒袋を 持つ。相手の すきを ついて 猛毒を にじませている 指を 突き刺す。(『ダイヤモンド』の図鑑より)
『ダイヤモンド・パール』で初登場したグレッグル。ヤドクガエルのような、毒を持つカエルがモチーフと思われます。
名前の由来は「グレる + frog (フロッグ:英語でカエル)」から。
オスとメスでお腹の模様の位置が微妙に違います。オスに比べてメスはわずかに高い位置にラインがあります。
ドクロッグ
名前 | ドクロッグ |
英語名 | Toxicroak |
分類 | どくづきポケモン |
タイプ | どく/かくとう |
特性 | きけんよち かんそうはだ (隠)どくしゅ |
こぶしの トゲからは かすり傷でも 命を 落とすほどの 猛毒を 分泌する。(『ダイヤモンド』の図鑑より)
グレッグルがレベル37で進化するドクロッグ。手足が長くなり、より戦闘向きな体形になりました。大きなのど袋が特徴です。
名前の由来は「毒 + frog (フロッグ)」から。
ドクロッグもオスとメスで見た目が異なり、のど袋の大きさが違います。オスの方がのど袋が大きく、メスの方が小さいです。
ガマガル
名前 | ガマガル |
英語名 | Palpitoad |
分類 | しんどうポケモン |
タイプ | みず/じめん |
特性 | すいすい うるおいボディ (隠)ちょすい |
水中と 地上で 生活。長く ネバネバした 舌で 獲物を 絡めて 捕らえる。(『ホワイト』の図鑑より)
『ブラック・ホワイト』で初登場したガマガル。進化前のオタマロはオタマジャクシがモチーフであり、ガマガルはオタマジャクシがカエルになる途中のような姿です。
名前の由来は「ガマガエル」から。
オタマロ |
ガマガル
名前 | ガマゲロゲ |
英語名 | Seismitoad |
分類 | しんどうポケモン |
タイプ | みず/じめん |
特性 | すいすい どくしゅ (隠)ちょすい |
頭の コブから 神経を マヒさせる 液体を 飛ばす。振動で 相手を 苦しめる。(『ホワイト』の図鑑より)
ガマガルがレベル37で進化する、ガマゲロゲ。頭と腕についた大きなコブが特徴です。
名前の由来は「ガマガエル + ゲロゲロ(カエルの鳴き声)」から。
ケロマツ
名前 | ケロマツ |
英語名 | Froakie |
分類 | あわがえるポケモン |
タイプ | みず |
特性 | げきりゅう (隠)へんげんじざい |
胸と 背中から 泡を 出す。弾力のある 泡で 攻撃を 受け止めて ダメージを 減らす。(『X』の図鑑より)
『X・Y』で初登場した、ケロマツ。最初にもらえる御三家ポケモンの1匹です。鮮やかな水色の体と、首周りの泡が特徴です。
名前の由来は「ケロケロ(カエルの鳴き声) + 泡沫」から。
ゲコガシラ
名前 | ゲコガシラ |
英語名 | Frogadier |
分類 | あわがえるポケモン |
タイプ | みず |
特性 | げきりゅう (隠)へんげんじざい |
泡で 包んだ 小石を 投げる 技を 使う。30メートル 先の 空き缶に 当てる コントロール。(『X』の図鑑より)
ケロマツがレベル16で進化する、ゲコガシラ。体色が濃い青と水色の2色になり、体が一回り大きくなりました。
名前の由来は「ゲコゲコ(カエルの鳴き声) + 頭」から。
ゲッコウガ
名前 | ゲッコウガ |
英語名 | Greninja |
分類 | しのびポケモン |
タイプ | みず/あく |
特性 | げきりゅう (隠)へんげんじざい |
水を 圧縮して 手裏剣を 作り出す。高速回転させて 飛ばすと 金属も 真っ二つ。(『X』の図鑑より)
ゲコガシラがレベル36で進化する、ゲッコウガ。マフラーのように首に巻き付けた長い舌と、水かきのある細長い手足の、忍者のような雰囲気のあるポケモンです。
名前の由来は「ゲコゲコ(カエルの鳴き声) + 月光 + 甲賀(忍者の流派)」から。
また、『サン・ムーン』の特別体験版で入手できる、特性「きずなへんげ」の特別なゲッコウガは、戦闘で相手を倒すと「サトシゲッコウガ」に姿が変化します。
ハラバリー
名前 | ハラバリー |
英語名 | Bellibolt |
分類 | でんきがえるポケモン |
タイプ | でんき |
特性 | でんきにかえる せいでんき (隠)しめりけ |
目玉に 見えるが じつは お腹の へそダイナモで 作った 電気を 撃ちだす 放電器官なのだ。(『バイオレット』の図鑑より)
『スカーレット・バイオレット』で新登場した、ハラバリー。弾力がある体を伸び縮みさせ、へそのように見える器官で発電します。
発生した電気エネルギーは、頭の左右にある目玉のようなコブから放ちます。本当の目は口の上にあり、小さくつぶらな瞳をしています。
専用特性「でんきにかえる」は、攻撃を受けると「じゅうでん」状態になり、次に使うでんきタイプの技の威力が2倍になります。
名前の由来は「腹 + バリバリ(電気が流れる擬音)」から。