ポケモンの中には歌や踊りに関係のあるものが多くいます。
今回は、音楽がモチーフになっているポケモンを紹介します。
音楽がモチーフのポケモン
図鑑の説明や見た目などから、音楽に関係があると考えられるポケモンを紹介します。
ポケモンの名前の由来については公式には明言されておらず、有力と思われる説を載せています。
プリン
名前 | プリン |
英語名 | Jigglypuff |
分類 | ふうせんポケモン |
タイプ | ノーマル/フェアリー |
特性 | メロメロボディ かちき (隠)フレンドガード |
まるくて 大きい 瞳で 誘いこみ 心地よい 歌を 歌い 相手を 眠らせる。(『赤・緑』の図鑑より)
『赤・緑』で初登場したプリン。ピンク色のまんまるな体に大きな目、小さな手足の可愛らしいポケモンです。
声の波長を自在に変える声帯を持っており、 相手が一番眠くなる波長で歌を歌います。
名前の由来は洋菓子の「プリン」から。
チルタリス
名前 | チルタリス |
英語名 | Altaria |
分類 | ハミングポケモン |
タイプ | ドラゴン/ひこう |
特性 | しぜんかいふく (隠)ノーてんき |
綿雲に 紛れて 大空を 舞う。透き通った 声で メロディを さえずれば 耳にした ものは うっとり 夢心地。(『ルビー』の図鑑より)
『ルビー・サファイア』で初登場したチルタリス。綿雲のような羽をもつドラゴンポケモンです。
大空をゆったりと飛びながら、透き通った美しいソプラノの鳴き声で歌います。
名前の由来は「チルチル (「青い鳥」の登場人物) + コカトリス」から。
コロボーシ
名前 | コロボーシ |
英語名 | Kricketot |
分類 | こおろぎポケモン |
タイプ | むし |
特性 | だっぴ (隠)にげあし |
触角を ぶつけ合って 鳴らす 音で 仲間と 会話をする。音色は 秋の 夜の 風物詩。(『パール』の図鑑より)
『ダイヤモンド・パール』で初登場したコロボーシ。コオロギがモチーフで、触角をぶつけ合うことで木琴のような音を鳴らします。
名前の由来は「コオロギ + 起き上がり小法師 + コロボックル」から。
コロトック
名前 | コロトック |
英語名 | Kricketune |
分類 | こおろぎポケモン |
タイプ | むし |
特性 | むしのしらせ (隠)テクニシャン |
感情を メロディで 表す。メロディの 法則性を 学者たちが 研究している。(『パール』の図鑑より)
コロボーシがレベル10でコロトックに進化します。ゲームでは特徴的な鳴き声が有名です。
オーケストラ奏者を思わせる外見で、「ポケモン×NHK交響楽団スペシャルオーケストラ2023」ではメインビジュアルに描かれています。
♂と♀で姿が違い、♂は♀よりもヒゲが長いです。
名前の由来は「コオロギ + 徳利(とっくり)」から。
ペラップ
名前 | ペラップ |
英語名 | Chatot |
分類 | おんぷポケモン |
タイプ | ノーマル/ひこう |
特性 | するどいめ ちどりあし (隠)はとむね |
尾羽を メトロノームのように 左右に 振って リズムを 刻む。人の 言葉を 口真似する。(『パール』の図鑑より)
『ダイヤモンド・パール』で初登場したペラップ。頭部は八分音符によく似た形状をしており、尻尾はメトロノームのような形をしています。
舌の構造が人間の下に似ており、人間の話す言葉をまねることができます。
名前の由来は「ペラペラ + ラップ」から。
メロエッタ
名前 | メロエッタ |
英語名 | Meloetta |
分類 | せんりつポケモン |
タイプ | ノーマル/エスパー |
特性 | てんのめぐみ |
特殊な 発声法で 歌う メロディは 聞いた者の 感情を 自在に 操る。(『ブラック』の図鑑より)
『ブラック・ホワイト』の幻のポケモン、メロエッタ。女性シンガーのような見た目で、五線譜のような長い髪が目立ちます。
歌やダンスが得意で、メロエッタの歌は効く人にインスピレーションを与えると言われています。
対戦中に「いにしえのうた」を使うとフォルムチェンジし、タイプや能力も変わります。
名前の由来は「メロディ + -etta (エッタ:イタリア語で小さな)」
アシレーヌ
名前 | アシレーヌ |
英語名 | Primarina |
分類 | ソリストポケモン |
タイプ | みず/フェアリー |
特性 | げきりゅう (隠)うるおいボイス |
歌声を 活かし 戦う。毎日の のどの メンテナンスは トレーナーの 大切な 役目。(『ムーン』の図鑑より)
『サン・ムーン』の御三家ポケモンであるアシマリの最終進化系、アシレーヌ。アシカと人魚が合わさったような姿をしています。
歌姫の異名を持つポケモンで、 月夜の晩には群れを率いて歌う幻想的な姿が見られるようです。
名前の由来は「アシカ + sirène (シレーヌ:フランス語で人魚)」から。
オドリドリ
名前 | オドリドリ |
英語名 | Oricorio |
分類 | ダンスポケモン |
タイプ | (※)/ひこう |
特性 | おどりこ |
(※) タイプ1はフォルムによって変わります。
羽を 打ち合わせて 発火。華麗な ステップを 踏みながら 激しい 炎を 浴びせかけるぞ。(『サン』の[めらめらスタイル]の図鑑より)
羽毛を こすり合わせ 帯電。踊るように 敵に 近づき 電撃パンチを お見舞いするぞ。(『ムーン』の[ぱちぱちスタイル]の図鑑より)
ゆらゆら 揺れて リラックス。こうして 高まった サイコパワーを 敵に 目掛けて 放射するぞ。(『サン』の[ふらふらスタイル]の図鑑より)
幻想的な 舞で 死者を 呼び寄せる。その怨念の 力を 借りて 敵に 呪いを かけるぞ。(『ムーン』の[まいまいスタイル]の図鑑より)
『サン・ムーン』で初登場したオドリドリ。特別な花のミツを与えることでフォルムが変化します。
それぞれの姿で、タイプ1がほのお、でんき、エスパー、ゴーストとなっています。タイプ2はひこうで共通です。
[めらめらスタイル]はフラメンコ、
[ぱちぱちスタイル]はチアダンス、
[ふらふらスタイル]はフラダンス、
[まいまいスタイル]は舞妓をモデルにしていると思われます。
名前の由来は「踊り + 鳥」から。
ゴリランダー
名前 | ゴリランダー |
英語名 | Rillaboom |
分類 | ドラマーポケモン |
タイプ | くさ |
特性 | しんりょく (隠)グラスメイカー |
ドラムテクニックに 優れた ものが ボスになる。穏やかな 気性で グループの 調和を 重んじる。(『シールド』の図鑑より)
『ソード・シールド』の御三家ポケモンであるサルノリの最終進化系、ゴリランダー。リアルなゴリラに近い見た目であり、長い緑色の髪が特徴です。
ガラル地方のポケモンバンド「マキシマイザズ」ではドラムを担当しています。
切り株をドラムのようにして木の枝で叩くことで、切り株の根を操って戦います。
ストリンダー
名前 | ストリンダー |
英語名 | Toxtricity |
分類 | パンクポケモン |
タイプ | でんき/どく |
特性 | パンクロック プラス (ハイなすがた) マイナス (ローなすがた) (隠)テクニシャン |
胸の 突起を 掻きむしり 電気を 起こすとき あたりに ギターのような 音が 響く。(『ソード』の[ハイなすがた]の図鑑より)
『ソード・シールド』で初登場したストリンダー。エレズンから進化するときに、性格によって[ハイなすがた]か[ローなすがた]になります。
胸にある突起上の発電器官を掻きむしることで、音を鳴らしながら発電します。
ガラル地方のポケモンバンド「マキシマイザズ」では[ハイなすがた]のストリンダーがギターを担当しています。
ハイなすがた | ローなすがた |
名前の由来は「ストリングス (弦楽器) + サラマンダー」から。
タチフサグマ
名前 | タチフサグマ |
英語名 | Obstagoon |
分類 | ていしポケモン |
タイプ | あく/ノーマル |
特性 | すてみ こんじょう (隠)まけんき |
凄まじい 声量を もつ。シャウトとともに 威嚇するさまは ブロッキングと 呼ばれている。(『ソード』の図鑑より)
『ソード・シールド』で初登場したタチフサグマ。ガラルの姿のマッスグマが進化し2足歩行になりました。
パンクロッカーのような外見をしており、ガラル地方のポケモンバンド「マキシマイザズ」ではボーカルを担当しています。
名前の由来は「立ちふさぐ + アナグマ」から。
ラウドボーン
名前 | ラウドボーン |
英語名 | Skeledirge |
分類 | シンガーポケモン |
タイプ | ほのお/ゴースト |
特性 | もうか (隠)てんねん |
優しい 歌声は 聴いた者の 魂を 癒す。3000度の 炎で 敵を 焼き尽くす。(『スカーレット』の図鑑より)
『スカーレット・バイオレット』の御三家ポケモンであるホゲータの最終進化系、ラウドボーン。リアルなワニに近い姿をしています。
専用技「フレアソング」を使うときは後ろ足で立ち、スタンドマイクに向かって歌うようなモーションになりまう。
名前の由来は「loud (ラウド:英語で大音量) + bone (ボーン:英語で骨)」から。
ウェーニバル
名前 | ウェーニバル |
英語名 | Quaquaval |
分類 | ダンサーポケモン |
タイプ | みず/かくとう |
特性 | げきりゅう (隠)じしんかじょう |
異国情緒 溢れる ダンスで 見るものを 魅了し 水でできた 飾り羽根を 振りまわし 切り裂く。(『バイオレット』の図鑑より)
『スカーレット・バイオレット』の御三家ポケモンであるクワッスの最終進化系、ウェーニバル。全身に装飾があり、クジャクがモチーフと考えられますが鳥人のような姿をしています。
戦闘時は尾羽が展開し、ステップを踏みながら踊るように戦う様子はサンバダンサーのようにも見えます。
名前の由来は「wave (ウェーブ:波) + carnival (カーニバル:謝肉祭)」から。