ポケモンには数多くの種類があり、虫をモチーフにしているものも多くいます。
今回は、蝶(チョウ)や蛾(ガ)がモチーフになっているポケモンを紹介します。
チョウがモチーフのポケモン
バタフリー
名前 | バタフリー |
英語名 | Butterfree |
分類 | ちょうちょポケモン |
タイプ | むし ひこう |
特性 | ふくがん (隠)いろめがね |
『赤・緑』で初登場したバタフリー。キャタピーの最終進化系で、モンシロチョウのような見た目です。
羽は水を弾く鱗粉に守られており、雨の日でも空を飛ぶことができます。(『赤・緑』の図鑑説明より)
名前の由来はおそらく、「butterfly(バタフライ:英語で蝶)」。
オスとメスで見た目に違いがあり、下側の羽根の模様が違います。メスには大きく黒い部分があります。
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『ソード・シールド』では特別なダイマックス(巨大化)である「キョダイマックス」が可能であり、大きな羽で強風を起こし、猛毒の鱗粉をまき散らして戦います。
アゲハント
名前 | アゲハント |
英語名 | Beautifly |
分類 | ちょうちょポケモン |
タイプ | むし ひこう |
特性 | むしのしらせ (隠)とうそうしん |
『ルビー・サファイア』で初登場したアゲハント。ケムッソがカラサリスに進化し、それがさらに進化した姿です。後で紹介するドクケイルとは対になっており、ケムッソがマユルドに進化した先の進化系です。
くるりと巻いた針のような長い口は、花粉を集めるときにとても便利です。春風に乗って花粉を集めてまわります。(『サファイア』の図鑑説明より)
名前の由来はおそらく、「アゲハ蝶 + hunt(ハント:英語で狩り)」。
オスとメスで見た目に違いがあり、羽の上部の赤い部分の模様が違います。オスは赤い部分が大きく、メスは赤い部分が小さいです。
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ビビヨン
名前 | ビビヨン |
英語名 | Joltik |
分類 | りんぷんポケモン |
タイプ | むし ひこう |
特性 | りんぷん ふくがん (隠)フレンドガード |
『X・Y』で初登場した、ビビヨン。コフキムシの最終進化系です。
住んでいる気候や風土によって羽の模様が異なるポケモンで、色鮮やかな鱗粉をまきます。(『Y』の図鑑説明より)
名前の由来はおそらく「vivid(ビビッド:英語で鮮明な) + papilon(パピヨン:フランス語でチョウ)」。
3DSに登録されている国や地域によって羽の模様や色に違いがあり、全20種類の模様が存在します。
日本版の3DSでは、3DS本体の地域設定を以下にして『X・Y』を最初から始めると、出現するビビヨンの模様がそれぞれに対応したものになります。
- せつげん (北海道、青森県)
- たいりく (長崎県)
- スコール (沖縄県)
- みやび (上記以外の都府県)
カプ・テテフ
名前 | カプ・テテフ |
英語名 | Tapu Lele |
中国語名 | 卡璞・蝶蝶 |
分類 | とちがみポケモン |
タイプ | エスパー フェアリー |
特性 | サイコメイカー (隠)テレパシー |
『サン・ムーン』で初登場した、カプ・テテフ。アーカラ島の守り神であるポケモンです。
見た目にチョウらしさはありませんが、鱗粉を撒くという図鑑説明や名前から、チョウをモチーフにしていると思われます。
ヒラヒラ飛びまわり不思議に光る鱗粉を振りまきます。触れた者はたちまち元気を取り戻すと言われています。(『ムーン』の図鑑説明より)
名前の由来はおそらく「kapu(カプ:ハワイの言葉で禁忌) + てふてふ(蝶々の古語)」。
蛾がモチーフのポケモン
モルフォン
名前 | モルフォン |
英語名 | Venomoth |
分類 | どくがポケモン |
タイプ | むし どく |
特性 | りんぷん いろめがね (隠)ミラクルスキン |
『赤・緑』で初登場した、モルフォン。コンパンから進化します。名前の由来はモルフォ蝶からと思われますが、分類は「どくがポケモン」。
英語名も、「venom(毒)」と「moth(ガ)」を合わせてVenomothとなっています。
羽に鱗粉がついていて、ヒラヒラと羽ばたくたびに猛毒の粉をばらまきます。(『赤・緑』の図鑑説明より)
余談ですが、モルフォ蝶は美しい青色のチョウであり、モルフォンとは見た目にかなり違いがあります。
ドクケイル
名前 | ドクケイル |
英語名 | Dustox |
分類 | どくがポケモン |
タイプ | むし でんき |
特性 | りんぷん (隠)ふくがん |
『ルビー・サファイア』で初登場したドクケイル。マユルドの進化系です。『レジェンズアルセウス』では、夜の時間帯に野生で出現します。(アゲハントは日中に出現)
真夜中に街灯の灯かりに誘われて野山から飛んでくる夜行性のポケモンで、猛毒の粉を羽から振りまきます。(『エメラルド』の図鑑説明より)
名前の由来はおそらく、「毒 + scale(スケイル:英語で鱗粉)」。
オスとメスで見た目に違いがあり、触角の長さが違います。オスの方が触覚が長く、メスの方が触覚が短いです。
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アメモース
名前 | アメモース |
英語名 | Masquerain |
分類 | めだまポケモン |
タイプ | むし ひこう |
特性 | いかく (隠)きんちょうかん |
『ルビー・サファイア』で初登場した、アメモース。アメタマの進化系です。アメタマのモチーフはおそらくアメンボですが、進化して飛べるようになりました。
触角の目玉模様で敵を威嚇します。また、4枚の羽を使い、ヘリコプターのように空中で前後左右に自由に移動します。(『ルビー』の図鑑説明より)
名前の由来はおそらく、「アメンボ + moth(モス:英語でガ)」。
ガーメイル
名前 | ガーメイル |
英語名 | Mothim |
分類 | ミノガポケモン |
タイプ | むし ひこう |
特性 | むしのしらせ (隠)いろめがね |
『ダイヤモンド・パール』で初登場した、ガーメイル。オスのミノムッチが進化した姿です。メスはミノマダムに進化します。
決まった住処を持たず、好物の花のミツを探して野山を越えて飛び続けます。(『パール』の図鑑説明より)
名前の由来はおそらく、「ガ + male(メイル:英語でオス)」。
ウルガモス
名前 | ウルガモス |
英語名 | Volcarona |
分類 | たいようポケモン |
タイプ | むし ほのお |
特性 | ほのおのからだ (隠)むしのしらせ |
『ブラック・ホワイト』で初登場した、ウルガモス。メラルバの進化系です。
特性の「ほのおのからだ」はタマゴの孵化歩数が半分になるものであり、自身が「そらをとぶ」を覚えることから、優秀な孵化要因として扱われることもあります。
戦いになると6枚の羽から火の粉の鱗粉をまき散らして、あたり一面を火の海にすると言われています。(『ホワイト』の図鑑説明より)
名前の由来はおそらく、「ウルカヌス(ローマ神話の火の神) + ガ + moth(モス:英語でガ)」。
モスノウ
名前 | モスノウ |
英語名 | Frosmoth |
分類 | こおりがポケモン |
タイプ | こおり むし |
特性 | りんぷん (隠)こおりのりんぷん |
『ソード・シールド』で初登場した、モスノウ。ユキハミのなかよし度が高い状態で、夜にレベルアップすると進化します。
羽の温度はマイナス180度。冷気を込めた鱗粉を雪のようにふりまき野山を飛びます。(『ソード』の図鑑説明より)
名前の由来はおそらく、「moth(モス:英語でガ) + snow(スノウ:英語で雪)」。