多くの魚ポケモンはみずタイプを持っていますが、中にはそうでないものもいます。
今回は、魚がモチーフでもみずタイプではないポケモンを紹介します。
みずタイプ以外の魚ポケモン
魚がモチーフと考えられるポケモンで、みずタイプを持っていないものを紹介します。
ポケモンの名前の由来については公式には明言されておらず、有力と思われる説を載せています。
フカマル、ガバイト、ガブリアス
名前 | フカマル | ガバイト | ガブリアス |
英語名 | Gible | Gabite | Garchomp |
分類 | りくザメポケモン | ほらあなポケモン | マッハポケモン |
タイプ | ドラゴン/じめん | ドラゴン/じめん | ドラゴン/じめん |
特性 | すながくれ (隠)さめはだ |
すながくれ (隠)さめはだ |
すながくれ (隠)さめはだ |
フカマル
洞窟の 小さな 横穴を ねぐらにする。獲物が 近づくと 素早く 飛び出して 捕まえる。(『ダイヤモンド』の図鑑より)
『ダイヤモンド・パール』で初登場したフカマル。シュモクザメがモチーフで、サメの頭部だけの体に短い手足が付いた見た目をしています。
名前の由来は「鱶 (フカ:サメの別名)」から。
オスとメスで見た目が違い、オスには背びれに切れ込みがあります。
ガバイト
掘り出した 宝石を 住処に 集める 習性。それを 狙う 泥棒が 後を絶たない。(『パール』の図鑑より)
フカマルがレベル24でガバイトに進化します。頭身が高くなり、キバだけでなくツメも使って戦えるようになりました。腕にはヒレのような部位もあります。
名前の由来は「がぶ (噛みつく擬音) + bite (バイト:英語で噛みつく)」から。
フカマルと同様に、オスには背びれに切れ込みがあります。
ガブリアス
体を 折り畳み 翼を 伸ばすと まるで ジェット機。音速で 飛ぶことが できる。(『ダイヤモンド』の図鑑より)
ガバイトがレベル48でガブリアスに進化します。ガバイト時代よりもさらに体が一回り大きくなり、サメと陸上の肉食恐竜を足したような姿になりました。
みずタイプではありませんが、「なみのり」を覚えることができます。
名前の由来は「がぶり + earth (アース:英語で大地)」から。
進化前と同様に、オスには背びれに切れ込みがあります。
シビシラス、シビビール、シビルドン
名前 | シビシラス | シビビール | シビルドン |
英語名 | Tynamo | Eelektrik | Eelektross |
分類 | でんきうお ポケモン |
でんきうお ポケモン |
でんきうお ポケモン |
タイプ | でんき | でんき | でんき |
特性 | ふゆう | ふゆう | ふゆう |
シビシラス
1匹の 電力は 小さいが たくさんの シビシラスが つながると 雷と 同じ 威力になる。(『ブラック』の図鑑より)
『ブラック・ホワイト』で初登場したシビシラス。ウナギの幼体に似た見た目で、シラスウナギがモチーフですがでんきタイプです。
名前の由来は「しびれる + シラスウナギ」から。
シビビール
丸い 模様が 発電 器官。相手に 巻きついてから 模様を 押しつけて 電気を 流すのだ。(『ブラック』の図鑑より)
シビシラスがレベル39でシビビールに進化します。キバが生えた筒状の口をしており、見た目のモチーフはデンキウナギやヤツメウナギと考えられます。
名前の由来は「しびれる + eel (イール:英語でウナギ)」から。
シビルドン
腕の 力で 海から はい出し 水辺の 獲物に 襲いかかる。 一瞬で 海へ 引きずりこむ。(『ブラック』の図鑑より)
シビビールに「かみなりのいし」を使うとシビルドンに進化します。進化したことで両腕が生えました。
でんきタイプですが海に棲んでおり、水中でも陸上でも活動可能です。
名前の由来は「しびれる + シラスウナギ」から。
マッギョ
名前 | マッギョ |
英語名 | Stunfisk |
分類 | トラップポケモン |
タイプ | じめん/でんき |
特性 | せいでんき じゅうなん (隠)すながくれ |
海辺の 泥に 埋まって 獲物を 待ち構える。獲物が 触ったとき 電気を 出して しびれさせるのだ。(『ホワイト』の図鑑より)
『ブラック・ホワイト』で初登場したマッギョ。泥に身を隠して獲物を捕らえる、平べったいポケモンです。
地面に埋まっていることから地雷が連想され、みずタイプは無くじめん・でんきタイプとなっています。
名前の由来は「mud (マッド:英語で泥) + 魚」から。
ドラミドロ
名前 | クズモー | ドラミドロ |
英語名 | Skrelp | Dragalge |
分類 | クサモドキポケモン | クサモドキポケモン |
タイプ | どく/みず | どく/ドラゴン |
特性 | どくのトゲ どくしゅ (隠)てきおうりょく |
どくのトゲ どくしゅ (隠)てきおうりょく |
ドラミドロ
タンカーの 船体を 腐らせる 猛毒を 縄張りに 入り込んだ ものに 見境なく 吐きかける。(『ブラック』の図鑑より)
『X・Y』で初登場したクズモーが、レベル48でドラミドロに進化します。ウィーディーシードラゴンがモチーフと思われます。
クズモー時代はみずタイプがありましたが、進化してドラゴンタイプになりました。水棲なのは変わらず、「ハイドロポンプ」や「うずしお」といったみずタイプの技を多く覚えます。
名前の由来は「ドラゴン + ヘドロ or アオミドロ」から。
ハリーセン(ヒスイ)、ハリーマン
名前 | ハリーセン | ハリーマン |
英語名 | Qwilfish | Overqwil |
分類 | ふうせんポケモン | けんざんポケモン |
タイプ | あく/どく | あく/どく |
特性 | どくのトゲ すいすい (隠)いかく |
どくのトゲ すいすい (隠)いかく |
ハリーセン(ヒスイ)
針より 毒 散らす 厄介者ゆえ 漁師には 忌み嫌われし 存在。他の地方では 異なる姿で 生息す。(『レジェンズアルセウス』の図鑑より)
『レジェンズアルセウス』で初登場した、ヒスイの姿のハリーセン。全身の針からは毒液をまき散らします。
みずタイプではありませんが海に生息しており、毒を出していることから漁師には嫌われているポケモンです。
名前の由来は「ハリセンボン」から。
ハリーマン
槍の如き 針と 凶暴なる 気質にて 海鬼の 異名を 持つ ポケモン。毒を すすりて 己の 糧とす。(『レジェンズアルセウス』の図鑑より)
ハリーセン(ヒスイ)が「どくばりセンボン」を覚えた状態でレベルアップするとハリーマンに進化します。(レジェンズアルセウスでは、「どくばりセンボン」を力業として20回使うことで進化可能になります)
体が大きく膨れ上がり、全身の毒針も大きくなりました。毒針の先端にはギザギザがあり、刺さると簡単には抜けません。
名前の由来は「ハリセンボン + 千→万」から。