ポケモンには多くの種類がいますが、動物をモチーフにしたポケモンは数多くいます。
今回は、キツネがモチーフになっているポケモンを紹介します。
キツネがモチーフのポケモン
図鑑の説明や見た目などから、キツネがモチーフと考えられるポケモンを紹介します。
ポケモンの名前の由来については公式には明言されておらず、有力と思われる説を載せています。
ロコン
名前 | ロコン |
英語名 | Vulpix |
分類 | きつねポケモン |
タイプ | ほのお |
特性 | もらいび (隠)ひでり |
生まれたとき 尻尾は 真っ白で 1本しかない。育つと やがて 先が 分かれて 尻尾が 増える。(『青』の図鑑より)
『赤・緑』で初登場したロコン。赤い体と6本の尻尾が特徴で、♀の割合が高いポケモンです。
名前の由来は「6 + コン (キツネの鳴き声)」から。
キュウコン
名前 | キュウコン |
英語名 | Ninetales |
分類 | きつねポケモン |
タイプ | ほのお |
特性 | もらいび (隠)ひでり |
頭が良くて 執念深い。ふざけて 尻尾を つかむと 1000年 たたられるという。(『青』の図鑑より)
ロコンの進化系、キュウコン。体が大きくなって体毛が金色になり、尻尾は9本に増えました。妖怪「九尾の狐」がモチーフになっています。
名前の由来は「9 + コン (キツネの鳴き声)」から。
ゾロア
名前 | ゾロア |
英語名 | Zorua |
分類 | わるぎつねポケモン |
タイプ | あく |
特性 | イリュージョン |
人や ほかの ポケモンに 化ける。自分の 正体を 隠すことで 危険から 身を 守っているのだ。(『ホワイト』の図鑑より)
『ブラック・ホワイト』で初登場した、ゾロア。「イリュージョン」という、固有の特性を持っており、手持ちの一番後ろのポケモンに化けることができます。
名前の由来は「ゾロ (スペイン語でキツネ) + 悪」から。
ゾロアーク
名前 | ゾロアーク |
英語名 | Zoroark |
分類 | わるぎつねポケモン |
タイプ | あく |
特性 | イリュージョン |
いっぺんに 大勢の 人を 化かす 力を 持つ。幻の 景色を 見せて 住処を 守る。(『ホワイト』の図鑑より)
ゾロアの進化系、ゾロアーク。手足が発達して2足歩行が可能になり、頭部の毛がかなり伸びました。
名前の由来は「ゾロ (スペイン語でキツネ) + 悪」から。
ロコン(アローラ)
名前 | ロコン |
英語名 | Vulpix |
分類 | きつねポケモン |
タイプ | こおり |
特性 | ゆきがくれ (隠)ゆきふらし |
マイナス50度の 冷気を 吐く。 アローラの老人は ケオケオという 昔の 名前で 呼ぶことも。(『サン』の図鑑より)
『サン・ムーン』で初登場した、アローラの姿のロコン。『サン』のみ出現します。真っ白な体色で、ホッキョクギツネがモデルと思われます。
ケオケオとは、ハワイの言葉で「真っ白」という意味です。
キュウコン(アローラ)
名前 | キュウコン |
英語名 | Ninetales |
分類 | きつねポケモン |
タイプ | こおり/フェアリー |
特性 | ゆきがくれ (隠)ゆきふらし |
穏やかな 気質。 キュウコンの リージョンフォームと わかるまでは 神の化身と 敬われていた。(『ムーン』の図鑑説明より)
アローラの姿のロコンが進化すると、アローラの姿のキュウコンになります。原種のキュウコンに似た姿ですが、体色は青みがかった白色をしています。
フォッコ
名前 | フォッコ |
英語名 | Fennekin |
分類 | キツネポケモン |
タイプ | ほのお |
特性 | もうか (隠)マジシャン |
小枝を 食べると 元気になって 摂氏200度を 超える 熱気を 大きな 耳から 噴き出す。(『X』の図鑑より)
『X・Y』で初登場した御三家ポケモンの1匹、フォッコ。フェネックがモチーフと思われます。
名前の由来は「フォックス (英語でキツネ) + 子」から。
テールナー
名前 | テールナー |
英語名 | Braixen |
分類 | キツネポケモン |
タイプ | ほのお |
特性 | もうか (隠)マジシャン |
木の枝を 尻尾から 引き抜くとき 摩擦で 着火。枝の 炎を 振って 仲間に 合図を 送る。(『Y』の図鑑より)
フォッコの進化系、テールナー。進化して手足が細長く発達し、2足歩行になりました。
名前の由来は「テール (英語で尻尾) + ルナール (フランス語で狐)」から。
マフォクシー
名前 | マフォクシー |
英語名 | Delphox |
分類 | キツネポケモン |
タイプ | ほのお/エスパー |
特性 | もうか (隠)マジシャン |
摂氏3000度の 炎の 渦を 超能力で 操る。 敵を 渦で 包み 焼きつくす。(『Y』の図鑑説明より)
テールナーの進化系、マフォクシー。下半身の体毛が長く、赤い袴をはいているようにも見えます。
名前の由来は「魔法 + フォクシー (英語で狐のような、ずる賢い)」から。
クスネ
名前 | クスネ |
英語名 | Nickit |
分類 | きつねポケモン |
タイプ | あく |
特性 | にげあし かるわざ (隠)はりこみ |
用心深く ずる賢い。エサを 盗むと しっぽで 足跡を 消しながら 逃げるのだ。(『シールド』の図鑑より)
『ソード・シールド』で初登場したクスネ。アカギツネがモデルと思われます。
名前の由来は「フォックス + くすねる」から。
フォクスライ
名前 | フォクスライ |
英語名 | Thievul |
分類 | きつねポケモン |
タイプ | あく |
特性 | にげあし かるわざ (隠)はりこみ |
身軽な 体と 鋭い ツメで エサや タマゴを 盗んで まわる。パルスワンが 天敵。(『シールド』の図鑑より)
クスネの進化系、フォクスライ。目を覆う仮面をつけているように、足はブーツを履いているように見え、快傑ゾロが元ネタとして有力です。
名前の由来は「フォックス + スライ (英語でずるい) or ライ (英語で嘘)」から。
ゾロア(ヒスイ)
名前 | ゾロア |
英語名 | Zorua |
分類 | うらみぎつねポケモン |
タイプ | ノーマル/ゴースト |
特性 | イリュージョン |
※『レジェンズアルセウス』では特性はありません。
死した魂 ヒスイの地にて 蘇る。 怨嗟は 力となり 頭より 立ち昇り 相手の姿に 変じ 恨み 晴らしたり。(『レジェンズアルセウス』の図鑑より)
『レジェンズアルセウス』で初登場した、ヒスイの姿のゾロア。
別の土地を追われてヒスイ地方に移り住むようになったゾロアが息絶えて、残ったゾロアの魂が、人間やポケモンに対する強い恨みのエネルギーによってゴーストタイプに転生した姿です。(公式サイトの説明より)
ゾロアーク(ヒスイ)
名前 | ゾロアーク |
英語名 | Zoroark |
分類 | うらみぎつねポケモン |
タイプ | ノーマル/ゴースト |
特性 | イリュージョン |
※『レジェンズアルセウス』では特性はありません。
白髪 振り乱し姿 死神の如く。 我が身をも 切り裂く 激しき怨讐にて 仇 襲い 道連れ覚悟で 仕留めたり。(『レジェンズアルセウス』の図鑑より)
ヒスイの姿のゾロアが進化すると、ヒスイの姿のゾロアークになります。
ほかのポケモンや人間に対して激しい敵意を向け、攻撃的な姿勢を見せますが、仲間や家族には、慈悲深い一面もあるようです。(公式サイトの説明より)