回避率を上げる技、ちいさくなる。技が当たりにくいというのは対戦で非常に不利な状況です。
今回は、ちいさくなるの対策方法を紹介します。
ちいさくなるについて
ちいさくなるの概要
技 | ちいさくなる |
分類 | へんか |
タイプ | ノーマル |
PP | 10 |
命中 | – |
対象 | 自分 |
効果 | 自分の回避率を 2段階アップする。 |
ちいさくなるを使うと、自身の回避率が2段階上がります。これは、命中100の技が60%になるほどです。最大の6段階上がると、命中100の技が33%にまで下がります。
また、ちいさくなる状態になり、特定の技のダメージが2倍になります。
ちいさくなる以外で回避率を上げる技は、かげぶんしん(1段階アップ)があります。
ちいさくなるを覚えるポケモン
ソード・シールドで、ちいさくなるを使えるポケモンは次の通りです。
![]() ピッピ | ![]() ピクシー | ![]() ヒトデマン | ![]() スターミー |
![]() ピンプク | ![]() ラッキー | ![]() ハピナス | ![]() ハリーセン |
![]() フワンテ | ![]() フワライド | ![]() スナヘビ | ![]() サダイジャ |
![]() ヒトモシ | ![]() ランプラー | ![]() シャンデラ | —– |
ちいさくなるの使われ方
自身の回避率を上げて攻撃回数を稼げるようにしたり、その他の能力も上げて味方にバトンタッチするといった戦い方が多いです。
ちいさくなるの対策
ダイマックス技を使う
ダイマックス技は、命中率、回避率に関わらず命中します。どのポケモンでもダイマックスはできるため、一番簡単な対策と言えます。
必中技を使う
命中率、回避率に関わらず命中する攻撃技は以下のものがあります。
物理技
※ダイはダイマックス時の威力
技名 [タイプ] | 威力 | ダイ | 備考 |
命中 | PP | ||
あてみなげ [かくとう] | 70 | 85 | 必ず後攻になる(優先度:-1)。 |
– | 10 | ||
シャドーパンチ [ゴースト] | 60 | 110 | — |
– | 20 | ||
スマートホーン [はがね] | 70 | 120 | — |
– | 10 | ||
つばめがえし [ひこう] | 60 | 110 | — |
– | 20 | ||
どげざつき [あく] | 80 | 130 | — |
– | 10 |
特殊技
※ダイはダイマックス時の威力
技名 [タイプ] | 威力 | ダイ | 備考 |
命中 | PP | ||
クリアスモッグ [どく] | 50 | 75 | 相手の能力ランク変化を 元に戻す。 |
– | 15 | ||
スピードスター [ノーマル] | 60 | 110 | ダブルバトルでは 相手2体が対象。 |
– | 20 | ||
でんげきは [でんき] | 60 | 110 | — |
– | 20 | ||
はどうだん [かくとう] | 80 | 90 | — |
– | 20 | ||
マジカルリーフ [くさ] | 60 | 110 | — |
– | 20 |
ちいさくなる状態に必中の技
ちいさくなる状態の相手には、以下の技は必中となり、通常の2倍のダメージを与えます。これらはすべて物理技です。
※ダイはダイマックス時の威力
技名 [タイプ] | 威力 | ダイ | その他の効果 |
命中 | PP | ||
ドラゴンダイブ [ドラゴン] | 100 | 130 | 2割で相手をひるみ。 |
75 | 10 | ||
のしかかり [ノーマル] | 85 | 130 | 3割で相手をまひ。 |
100 | 15 | ||
ヒートスタンプ [ほのお] | – | 130 | 相手の重さが自分の1/5以下なら威力120、 1/4以下なら100、1/3以下なら80、 1/2以下なら60、それより大きければ40。 |
100 | 10 | ||
ふみつけ [ノーマル] | 65 | 120 | 3割で相手をひるみ。 |
100 | 20 | ||
フライングプレス [かくとう] | 100 | 90 | この技は格闘タイプと 飛行タイプの両方をもつ。 |
95 | 10 | ||
ヘビーボンバー [はがね] | – | 130 | 相手の重さが自分の1/5以下なら威力120、 1/4以下なら100、1/3以下なら80、 1/2以下なら60、それより大きければ40。 |
100 | 10 |
ダイマックス技として使うと、威力アップの効果は無くなります。
ほろびのうた、のろい
ほろびのうたやのろいは、命中率、回避率に関わらず命中します。バトンタッチを使っても引き継がれるので、バトンタッチ対策にもなります。
その他
特定の条件で必中になる技もいくつかあります。
- 雨状態でのぼうふう、かみなり
- あられ状態でのふぶき
- 毒タイプが使うどくどく
- ロックオン、こころのめを使った次のターンに使う技
一撃技を使う
一撃必殺の技は、命中率や回避率に関わらず、30%で命中します。
上がった回避率をリセットする
技によるリセット
クリアスモッグ、くろいきりを使うと能力ランクの変動を0に戻します。また、ひっくりかえすという技は、相手の能力ランクのプラス分をマイナスに反転させます。
これらは回避率に限らず、相手の能力アップへの対策として有効です。
相手を交代させる
相手を交代させることができれば、能力ランクの変化は0に戻ります。
ほえるやふきとばし、ともえなげ、ドラゴンテールといった技で強制的に後退させたり、レッドカードを自分のポケモンに持たせて、攻撃してきた相手を交代させる方法があります。
ほえるとふきとばしは必中であり、相手のみがわりも貫通して効果があるので、確実に後退させることができます。
特性で回避率アップを無効化
てんねん
てんねんは、相手の能力変化を無視する特性です。積み技全般に強く、積みアタッカー対策として採用されることが多いです。
てんねんのポケモン:ピクシー、ヌオー、ナマコブシなど
ノーガード
ノーガードは、お互いの技が必中になる特性です。相手からの攻撃も当たるようになるため、その点には注意が必要です。
ノーガードのポケモン:カイリキー、ルガルガン(まよなか)など
するどいめ
するどいめは、自身の命中率が下がらない特性であり、相手の回避率ランクの変化を無視する効果もあります。
この特性を持つポケモンは多いのですが、対戦ではほかの優秀な特性で使われることが多いです。
するどいめのポケモン:ウォーグル、ヨルノズクなど
自身の命中率を上げる
自身の命中率を上げることで、相手の回避アップを対策できます。
命中率を上げる方法としては、技じゅうりょく(1.67倍)、特性ふくがん(1.3倍)、持ち物こうかくレンズ(1.1倍)などがあります。
相手の回避率を下げる
あまいかおりを使うことで、相手の回避率を2段階下げられます。この技自体は必中です。
PPが20あり、ちいさくなるのPP(10)より多いため、お互いに同じ技を使い続けたとしてもPP勝負に勝つことはできます。