技を受けたポケモンを3ターン後にひんしにする技、ほろびのうた。
今回は、ほろびのうたを使った時の勝敗の判定と、ほろびのうた戦術について解説します。
ほろびのうたについて
ほろびのうたの技データ
技 | ほろびのうた |
分類 | 変化 |
タイプ | ノーマル |
PP | 5 |
命中 | – |
対象 | 自分を含む全体 |
効果 | 3ターン終了後に、 この技を使った時に場に 出ていた全てのポケモンを ひんしにする。 |
「ほろびのうた」は音の技であり、みがわりを貫通します。また、「まもる」などの技で防げません。
「ほろびのうた」を受けた状態は、ポケモンを交代すると解除されます。ただし「バトンタッチ」を使うと、ほろびのうた状態が引き継がれます。
「ほろびのうた」によるひんし効果は、持ち物「きあいのタスキ」や、特性「がんじょう」で耐えることはできません。
ほろびのうたを覚えるポケモン
『スカーレット・バイオレット』で、「ほろびのうた」を覚えるポケモンは、以下の通りです。
ププリン | プリン | プクリン |
ゴース | ゴースト | ゲンガー |
ルリリ | マリル | マリルリ |
ヤミカラス | ドンカラス | ニョロトノ |
ムウマ | ムウマージ | – |
チルット | チルタリス | – |
コロトック | アルセウス | メロエッタ |
サケブシッポ | ハバタクカミ | – |
勝敗の判定
場のポケモンがお互いに「ほろびのうた」を受けている場合、3ターン経過後に、素早さが高い方からひんしになります。
「トリックルーム」状態では、素早さが遅い順にひんしになります。
勝敗は、先にポケモンが全てひんしになった方が負け=後に倒れたほうの勝ち となります。
ほろびのうたを利用した戦術
交代を強制
「ほろびのうた」を解除するには交代するしかないため、相手に交代を促すことができます。
苦手なポケモンに対して使い、退かせるという使い方ができます。
バインド状態+ほろびのうた
「うずしお」や「ほのおのうず」といった技でバインド状態にすることで、相手を逃がさずに「ほろびのうた」を使うことができます。
3ターン経過するタイミングで自分だけ交代することで、相手を倒すことができます。
にげられない状態+ほろびのうた
「くろいまなざし」などで、相手をにげられない状態にして「ほろびのうた」を使うことも有効です。
技以外でも、特性「かげふみ」で相手をにげられない状態にする方法もあります。
ほろびのうた状態になる特性
『ソード・シールド』で登場したサニゴーンの特性「ほろびのボディ」は、サニゴーンが直接攻撃を受けると、お互いをほろびのうたを受けた状態にします。
ほろびのうたの対策
「ほろびのうた」は音の技であるため、特性「ぼうおん」の相手には効きません。
特性「ぼうおん」のポケモンは以下の通りです。
ビリリダマ |
マルマイン |
– |
ビリリダマ (ヒスイ) |
マルマイン (ヒスイ) |
– |
ユキカブリ (隠れ特性) |
ユキノオー (隠れ特性) |
– |
ジャラコ | ジャランゴ | ジャラランガ |
交代できれば効果は無くなるため、交代技を使うなどの、バインド状態やにげられない状態への対策も有効です。