ポケモンの特性には、場に出たときにメッセージが出るものがあります。これを利用して、自分と相手の素早さ関係を知ることができます。
今回は、場に出たときに発動する特性を紹介します。
場に出たときの特性の発動順
場に出たときに発動する(=メッセージが表示される)特性は、以下のものがあり、中には順番が決まっているものがあります。
1.かがくへんかガス
特性「かがくへんかガス」は他の特性よりも先に発動し、この特性のポケモンが場に出ている間、「かがくへんかガス」以外の特性を無効にします。
「かがくへんかガス」のポケモン:マタドガス(原種)、マタドガス(ガラル)
2.きんちょうかん、じんばいったい
「きんちょうかん」と「じんばいったい」は、「かがくへんかガス」より後に発動しますが、そのほかの特性より先に発動します。
「きんちょうかん」は、相手がきのみを食べられなくなる特性です。
「じんばいったい」は黒馬バドレックスと白馬バドレックスの専用特性で、黒馬バドレックスは「きんちょうかん」と「くろのいななき」、白馬バドレックスは「きんちょうかん」と「しろのいななき」の効果を併せ持ちます。
3.上記とぎょぐん以外の特性
場に出たときに発動する多くの特性は、「かがくへんかガス」「きんちょうかん」「じんばいったい」の後、「ぎょぐん」の前に発動します。
天気系
あめふらし、すなおこし、ひでり、ゆきふらし、
エアロック、ノーてんき
フィールド系
エレキメイカー、グラスメイカー、サイコメイカー、ミストメイカー
能力系
いかく、ふくつのたて、ふとうのけん、ダウンロード、
きみょうなくすり、スロースタート、
ダークオーラ、フェアリーオーラ、オーラブレイク
戦術読み取り系
おみとおし、きけんよち、よちむ
特性に影響
かたやぶり、ターボブレイズ、テラボルテージ、トレース
その他
かわりもの、バリアフリー、プレッシャー
4.ぎょぐん
ぎょぐんによるフォルムチェンジは、他の特性よりも後に行われます。
発動順で素早さ判定
発動順が上記の1,2,3,4の同じグループのものであれば、場に出たポケモン同士の素早さが高い順にメッセージが表示されます。しかし、発動順が別グループの場合は、上位の特性が素早さに関係なく先に表示されます。
こだわりスカーフを持っているポケモンは、スカーフ込みの素早さ(1.5倍)で判定されます。
同じ発動順グループの特性で、お互いの素早さも同じ場合は、表示順はランダムになります。
その他の素早さ判定
ダイマックスする順番
お互いが同じターンにダイマックスしたとき、素早さの高い方から、ダイマックスの演出が起きます。
交代する順番
お互いが同じターンにポケモンを交代したとき、素早さの高い方から、先に交代します。
ターン終了時の効果
ターン終了時に発動する、天気によるダメージなどは、素早さの高い方から処理されます。