ポケモンを繰り出すたびにダメージを受ける技、みがわり。
今回はみがわりについての解説と、その対策方法をまとめました。
みがわりについて
みがわりの概要
技 | みがわり |
分類 | へんか |
タイプ | ノーマル |
PP | 10 |
命中 | ー |
対象 | 自分 |
効果 | 自分のHPを最大の1/4減らして、 減らしたHPと同じHPの分身を作る。 分身のHPが0になるまですべての攻撃を 自分の代わりに分身が受ける。 |
みがわりは、自身のHPを使って分身を作る技です。HPが足りないと使うことができません。HPが4の倍数だと最大3回、それ以外だと最大4回使うことができます。
みがわりで防げるもの
みがわりで防げる代表的なものは、以下の通りです。
- 相手の変化技による、能力変化や状態異常を防ぎます。
- 特性いかく・特性かわりものの効果は、みがわり状態に対しては無効化されます。
- みがわりに対して、トリック・すりかえは失敗します。
- みがわりを使うことで、バインド状態を解除できます。
バインド状態についてはこちら

みがわりで防げないもの
- 特性すりぬけによる技や、音系の技は防ぐことができません。(攻撃技・変化技どちらも)
- ダイマックス技については、ダメージは防げますが、追加効果は防げません。
- ほえる・ふきとばし・ちょうはつ・アンコール・かなしばり・のろい・みちづれ・くろいきりは、みがわり状態では防げません。
- 特性とびだすなかみ・うのミサイルによるダメージは、みがわりではなく本体に当たります。
- 場を対象にする技(ステルスロック、まきびしなど)は防げません。
- あくびを受けた後にみがわりを使っても、次のターンにねむり状態になるのを防げません。
その他、みがわりの注意点
- 本体がダメージを受けることで発動する特性(ばけのかわ・じきゅうりょく・のろわれボディなど)は、みがわり状態では発動しません。
- みがわり状態でダメージを受けても、自分の特性による回復や能力アップの効果は発動します。(ちょすい・よびみず・ちくでん・ひらいしんなど)
- みがわり状態で攻撃を受けた場合、アッキのみやじゃくてんほけんは発動しません。
入手方法
わざレコード20で習得できます。
わざレコード20はワイルドエリアのワットショップや、ノーマルタイプとのレイドバトルで入手可能です。
みがわり戦術
みがわりを使った戦術をいくつか紹介します。
みがわり+やどりぎのタネ
「やどみが戦法」と呼ばれるものです。特性いたずらごころにより、変化技を先制で使うことができるエルフーンがこの技を使うことが多いです。
ただし、くさタイプにはやどりぎのタネが無効、あくタイプに対しては、特性いたずらごころによる変化技が無効になります。
また、やどりぎのタネはこうそくスピンでも解除することができます。

みがわり+バトンタッチ
みがわり状態は、バトンタッチで引き継ぐことができます。後続のポケモンを、有利な状態で場に出すことができます。
特性かそくのテッカニンや、弱点保険で能力を上げたフワライドなど、能力アップと一緒に使うことで、攻守ともに強化されたポケモンを繰り出すことができます。
みがわり+能力アップきのみ
みがわりを連発することで、HPが最大の1/4以下になると発動する能力アップきのみ(ヤタピのみ、チイラのみ、カムラのみなど)を、能動的に使う戦術があります。
素早さが高く、特性げきりゅうも同時に発動するインテレオンや、特性もうかのエースバーンが強力です。この場合、HPは4の倍数に調整しておくと、みがわり3回で、きのみが発動します。
自身の体力を削るため、先制技に弱くなってしまうのが注意点です。
みがわり+まもる+プレッシャー
みがわりとまもるにより、相手の攻撃を防ぎながら、特性プレッシャーにより、相手のPPを減らす戦術です。
注意点としては、まもるを使っていても、ダイマックス技にはダメージを受けてしまうことです。

みがわり+かなしばり
みがわりで一度攻撃を受け、かなしばりでその技を封じる戦術です。「みがしば」とも呼ばれます。
先制でかなしばりすることができれば、相手から自分への有効な技を封じることができますが、ダイマックス相手に対しては、かなしばりは無効です。

みがわり+きあいパンチ
発動前にダメージを受けると失敗してしまうきあいパンチですが、みがわり状態を攻撃されても、失敗することはありません。
みがわりを残した状態できあいパンチを使う必要があるため、難易度はやや高めかもしれません。
みがわりの対策
みがわりの対策方法は、以下のいずれかに分けられます。
- 相手にみがわりを使わせない
- 1度の攻撃で、みがわりを破壊して本体にもダメージを与える
- 相手のみがわりを無視して攻撃する
特性による対策
すりぬけ
特性すりぬけのポケモンであれば、みがわりを無視して攻撃することができます。変化技も有効です。リフレクターやひかりのかべも無視して攻撃できます。
この特性のポケモン:ドラパルト、シャンデラ
技による対策
ちょうはつ
役立つ場面はみがわりをされる前に限りますが、ちょうはつで変化技を封じることができます。
みがわり以外にも変化技全般に有効なため、変化技が主体の相手には、かなりの圧力をかけることができます。
音系の技
うたかたのアリアやハイパーボイスなどの、音系の技であれば、みがわりを無視して攻撃できます。
音系の技についてはこちら

連続技
タネマシンガンやロックブラストなど、1ターンに2回以上攻撃できる連続技なら、みがわりを壊しつつ、本体にもダメージを与えられます。
特性スキルリンクのパルシェンやチラチーノであれば、連続技を確定で5回撃てるので、みがわり対策としては非常に優秀です。