自分のHP分のダメージを相手に与える技「いのちがけ」。
今回は、いのちがけの仕様や勝敗判定について解説します。
いのちがけについて
いのちがけの概要
| 技 | いのちがけ |
| 分類 | 特殊 |
| タイプ | かくとう |
| PP | 5 |
| 威力 | – |
| 命中 | 100 |
| 対象 | 1体選択 |
| 効果 | 自身はひんしになり、使用時の 自身のHP分のダメージを与える。 |
自身がひんしになるかわりに、自分の残りHP分のダメージを相手に与えます。これは固定ダメージ扱いであり、「ひかりのかべ」で半減されません。
タイプ相性で半減されることはありませんが、ゴーストタイプには無効です。タイプで無効になったり、技が外れたりした場合は自身がひんしになることはありません。
みがわりに対して
みがわり状態の相手に「いのちがけ」を使った場合、技は成功しますがみがわりは貫通せず、自身のHPは0になります。
特性「ばけのかわ」「アイスフェイス」の相手に対しても同様です。
まもるに対して
「いのちがけ」が「まもる」で防がれた場合は、自身のHPは減りません。
勝敗の判定
「いのちがけ」によってお互いのHPが0になった場合、技の使用者が倒れたのち、相手が倒れます。
これによってお互いのポケモンが全滅した場合は、技の使用者側の負けとなります。
いのちがけを覚えるポケモン
『スカーレット・バイオレット』で「いのちがけ」を覚えるポケモンを、素早さ種族値順に並べると次の通りです。
| 素早さ 種族値 |
ポケモン |
| 120 | |
| 110 | |
| 100 | |
| 98 | |
| 95 | |
| 92 | |
| 90 | |
| 80 | |
| 75 | |
| 70 | |
| 65 | |
| 60 |
「がんじょう」「きあいのタスキ」を貫通するか
「いのちがけ」は、「みちづれ」(ひんしにする効果)と違い、固定ダメージを与える技であり、「がんじょう」や「きあいのタスキ」を貫通できません。
また、自身が「きあいのタスキ」を持っていたとしても、「いのちがけ」を使った時にはその効果は発動しません。