ポリゴン2は「しんかのきせき」を持つことで高い耐久力が得られるポケモンですが、特性「ダウンロード」で特攻がアップすれば攻撃面でも強力になります。
今回は、ダウンロードを対策する方法を紹介します。
ダウンロードについて
概要
「ダウンロード」は、相手の防御が特防より低いとき自分の攻撃が1段階アップし、特防が防御より低いとき自分の特攻ランクが1段階上がる特性です。
言い換えれば、
特殊耐久が高いポケモンに対しては攻撃が上がり、物理耐久が高いポケモンに対しては特攻が上がるという、相手が苦手としている方を攻める能力が上がる効果です。
また、相手の防御と特防が同じ数値の場合は、特攻が上がります。
「ダウンロード」のポケモン
「ダウンロード」は、ポリゴン系統が持つ特性です。
ポケモンHOMEのデータによると、「ダウンロード」の採用率はポリゴン2が約30%、ポリゴンZが約25%です。(シーズン14時点)
ダウンロードの対策
ポリゴン2、ポリゴンZはどちらも攻撃より特攻が高いポケモンなので、避けたいのは特攻が上がることです。
以下で具体的な対策方法を紹介します。
技、特性で対策
相手の能力変化を元に戻す技、「くろいきり」や「クリアスモッグ」なら、上がった能力をリセットできます。
また、マタドガスの特性「かがくへんかガス」が発動した状態ならば、「ダウンロード」の発動を防げます。
努力値で対策
防御より特防を高く育成することで、「ダウンロード」の対策が可能です。
例えばドラパルトの場合、防御と特防の種族値が同じ75で、性格無補正、努力値無振りでレベル50だと、実数値はどちらも95です。
特防に努力値を4振ることで実数値が96となり、防御より高くなります。
これで、「ダウンロード」では攻撃が上がることになります。
使用率上位で防御と特防の種族値が同じものは、以下のポケモンがいます。(順位は1月28日時点)
ガオガエン [19位] ラグラージ [21位] ジャローダ [23位] スイクン [30位] マスカーニャ [32位] バシャーモ [42位] ドラパルト [45位] ヒードラン [46位] マリルリ [57位] |
ウォッシュロトム [58位] ボーマンダ [84位] クエスパトラ [86位] サザンドラ [90位] キングドラ [91位] ヒスイウインディ [94位] チラチーノ [98位] ヒスイゾロアーク [100位] レジエレキ [101位] |
個体値調整で対策
特防に努力値を振る余裕が無い場合、あえて個体値を低くすることで、特防よりも防御を低く育成することができます。
先ほどのドラパルトの例で言うと、防御の個体値が29、特防の個体値が31であれば、実数値がそれぞれ94と95になり、防御の方が低くなります。
現状、個体値を下げる方法はないため、厳選をする必要がある点で育成に時間がかかるかもしれません。
おまけ ダウンロード対策が可能な炎ポケモン
私は普段炎統一で対戦しているので、炎ポケモンの育成のために、防御と特防が同じ炎タイプのポケモンを調べました。(最終進化のみ)
以下が、ほのおタイプで防御と特防の種族値が同じポケモンです。
ウインディ ウインディ(ヒスイ) バシャーモ ゴウカザル ヒートロトム ヒードラン エンブオー シャンデラ ガオガエン オドリドリ[めらめら]_____ エンニュート エースバーン スコヴィラン |
ほのおタイプのポケモンの努力値振りをする際、まずはHPを奇数にしておきたいです。ステルスロックのダメージ調整のためです。
この中で、無振りでHPが奇数になるのは以下のポケモンです。
ウインディ バシャーモ ゴウカザル ヒートロトム_____ エンブオー シャンデラ エンニュート エースバーン |
これらのポケモンの努力値振りの例として、攻撃と素早さ、または特攻と素早さに努力値を252ずつ振った時に、余りを特防に振ればHPが奇数かつ防御よりも特防のステータスが高くなります。