変化技を先制で使える特性「いたずらごころ」。
今回は、いたずらごころの対策方法を紹介します。
いたずらごころの概要
効果
「いたずらごころ」は、自身が使う変化技の優先度が+1される特性です。
ほとんどの技の優先度は0であり、対戦では優先度が大きい技を使った方が先制することができます。
特性いたずらごころのポケモン
『スカーレット・バイオレット』で特性「いたずらごころ」のポケモンを、素早さ種族値順に並べると次のようになります。
素早さ 種族値 |
いたずらごころの ポケモン |
116 | エルフーン |
111 | トルネロス[化身] ボルトロス[化身] |
110 | タギングル |
104 | ニャオニクス♂ |
91 | ヤミカラス |
85 | バルビート イルミーゼ |
75 | クレッフィ シルシュルー |
70 | ギモー |
66 | モンメン |
60 | リオル オーロンゲ |
50 | ヤミラミ ベロバー |
いたずらごころを利用した戦術
壁張り
「ひかりのかべ」や「リフレクター」を使い、自身や後続のポケモンで安全に積み技を使う戦い方です。
状態異常
「おにび」や「でんじは」を先制で使い、状態異常による戦力低下を狙います。
おいかぜ
先制で確実に「おいかぜ」を使い、以降のターンで先に攻撃することを狙います。
みがわり
状態異常や「やどりぎのタネ」などと併用することで、相手からの攻撃を防ぎつつじわじわと体力を削ります。
まねっこ+あなをほる
「あなをほる」を使った直後に「ものまね」を使うと、「ものまね」は変化技なので先制で「あなをほる」が選択されます。
しかし次のターン、「あなをほる」は通常の攻撃技ですので、相手より素早さが遅いと後攻で攻撃することになります。
これにより、相手より素早さが遅い場合、攻撃を全く受けずに攻撃し続けることができます。
いたずらごころの対策
相手の「いたずらごころ」のポケモンへの対策をいくつか紹介します。
相手の技を無効化する
あくタイプ
あくタイプのポケモンに対しては、「いたずらごころ」で優先度が上がった変化技は無効になります。
ただし、無効になるのは、技の使用者から見て相手のポケモンを対象にした技に限ります。
技の使用者自身を対象にする「みがわり」や、場を対象にする「おいかぜ」などは無効化できません。
サイコフィールド
場ドがサイコフィールド状態のとき、地面にいるポケモンは相手が使用した優先度+1以上の技を受けません。
じょおうのいげん
自分や味方は相手から優先度+1以上の技を受けません。
同じ効果の特性に「ビビッドボディ」や「テイルアーマー」があります。
特性 | この特性のポケモン |
じょおうのいげん | アマージョ |
ビビッドボディ | ハギギシリ |
テイルアーマー | リキキリン |
優先度で上回る
優先度で上回る以下の攻撃技なら、「いたずらごころ」の変化技を使われるより先に攻撃できます。
優先度+2:しんそく、フェイント、であいがしら
優先度+3:ねこだまし
また、優先度+1の攻撃技でも相手より素早さで上回っていれば先制することができます。
変化技を封じる
「ちょうはつ」や「アンコール」、「かなしばり」など相手の技を制限する技は、変化技主体の相手に大きな効果があります。