ピカチュウは『ポケットモンスター赤・緑』で初登場して以来、ポケモンの代名詞として世界中で知られるキャラクターとなっています。
今回は、歴代ピカチュウのグラフィックを紹介します。
ピカチュウが登場する作品
ピカチュウはこれまでの全ての本編ソフトで登場(データが存在)しています。この記事では、世代ごとにピカチュウのグラフィックを紹介していきます。
世代とはゲームの発売時期やポケモンの種類、通信手段などのゲームシステムの面でシリーズを区切った呼び方です。(公式の呼び方ではありません)
世代と該当ソフトの関係は次の通りです。
世代 | 本編ソフト |
第1世代 | 赤・緑・青・ピカチュウ |
第2世代 | 金・銀・クリスタル |
第3世代 | ルビー・サファイア・エメラルド、 ファイアレッド・リーフグリーン |
第4世代 | ダイヤモンド・パール・プラチナ、 ハートゴールド・ソウルシルバー |
第5世代 | ブラック・ホワイト、 ブラック2・ホワイト2 |
第6世代 | X・Y、 オメガルビー・アルファサファイア |
第7世代 |
サン・ムーン、 ウルトラサン・ウルトラムーン |
Let’s Go! ピカチュウ・ Let’s Go! イーブイ |
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第8世代 | ソード・シールド・ 鎧の孤島・冠の雪原 |
ブリリアントダイヤモンド・ シャイニングパール |
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LEGENDSアルセウス | |
第9世代 | スカーレット・バイオレット・ ゼロの秘宝 |
歴代ピカチュウ
第1世代
『赤』『緑』ではグラフィックは同じですが、『青』『ピカチュウ』では新たなグラフィックになっています。
__赤・緑__ |
___青___ |
_ピカチュウ_ |
『ピカチュウ』バージョンでは最初にもらえるポケモンがピカチュウであり、ピカチュウを連れ歩くことができます。
第2世代
『金・銀』からは、ほとんどのポケモンに性別がつき、ピカチュウも♂と♀が存在するようになりました。この時点では、性別での見た目の違いはありません。
また、色違いが登場したのもこの世代からです。
__金__ |
__銀__ |
クリスタル |
第3世代
グラフィックはいずれも同じですが、『エメラルド』では出現時にグラフィックが動きます。
ルビー・サファイア・エメラルド、 ファイアレッド・リーフグリーン |
エメラルド(動いた時)__ |
第4世代
『ダイヤモンド・パール』からは、性別による姿の違いができました。
♂のピカチュウは尻尾がこれまでと同じく雷のようになっていますが、♀は先端が割れてハート型をしています。
ダイヤモンド・パール |
♂ ♀ |
プラチナ |
♂ ♀ |
ハートゴールド・ソウルシルバー |
♂ ♀ |
第5世代
『ブラック・ホワイト』『ブラック2・ホワイト2』では、野生のピカチュウは出現しませんが、過去作品から「ポケシフター」を使ってピカチュウを連れてくることができます。
グラフィックは『プラチナ』と同じです。
ブラック・ホワイト、ブラック2・ホワイト2 |
♂ ♀ |
第6世代
『X・Y』からはモデルが3Dになり、これまでのドット絵から大きな転換となりました。
X・Y |
♂ ♀ |
『オメガルビー・アルファサファイア』では、尻尾の先が黒色になっている「おきがえピカチュウ」が登場します。
「おきがえピカチュウ」は、コンテスト会場で着替えることで、それぞれの姿に応じた特別な技を覚えることができます。
オメガルビー・アルファサファイア |
第7世代
サン・ムーン
『サン・ムーン』では『X・Y』と同様に3Dモデルになっています。
サン・ムーン、ウルトラサン・ウルトラムーン |
♂ ♀ |
「劇場版ポケットモンスター キミにきめた!」の前売り券特典として、サトシの帽子をかぶったピカチュウが『サン・ムーン』で6種類配布されました。
また、『ウルトラサン・ウルトラムーン』では、映画の入場者特典として[キミにきめたキャップ]のピカチュウが入手できました。
Let’s Go! ピカチュウ・イーブイ
『Let’s Go! ピカチュウ・イーブイ』は『ピカチュウ』版のリメイクであり、『Let’s Go! ピカチュウ』ではピカチュウ、『Let’s Go! イーブイ』ではイーブイを相棒にして冒険を進めていきます。
Let’s Go! ピカチュウ・イーブイ |
♂ ♀ |
第8世代
『ソード・シールド』では「ダイマックス」によりポケモンが巨大化することができ、中には「キョダイマックス」という特別な姿を持つポケモンもいます。
ピカチュウもキョダイマックスの姿を持ち、下のような姿に変化します。
キョダイマックス
各作品でのグラフィックは次の通りです。
ソード・シールド |
♂ ♀ |
ブリリアントダイヤモンド・ シャイニングパール |
♂ ♀ |
レジェンズアルセウス |
♂ ♀ |
また、『ソード・シールド』では『サン・ムーン』『ウルトラサン・ウルトラムーン』で配信された7種類の帽子ピカチュウに加えて[ワールドキャップ]のピカチュウが配信されました。
第9世代
『スカーレット・バイオレット』ではすべてのポケモンが「テラスタル」によりタイプを変更することができ、ピカチュウも様々なタイプに変わることができます。
スカーレット・バイオレット |
♂ ♀ |
ひこうタイプにテラスタルしたピカチュウ
歴代ピカチュウまとめ
『赤・緑』から『スカーレット・バイオレット』までに登場したピカチュウを一覧にすると次のようになります。
また、歴代作品の中では、ピカチュウとよく似た姿のポケモンも数多く登場しています。