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歴代シリーズのモデルとなった地方・国【ゲームポケモン】

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ゲーム『ポケットモンスター』シリーズでは、ゲームの舞台であるそれぞれの地方で、モデルとなった地域や国があります。

今回は、歴代シリーズの地方のモデルとなった場所を紹介します。

はじめに

歴代『ポケットモンスター』シリーズでは、実在の地域をモチーフにしてマップやゲーム内の施設・建物が作成されていることが多いです。

この記事では、ゲームの舞台となる地方が、現実のどの地域をモチーフにしているのかを紹介します。

それぞれのタイトルと地方の関係をまとめると、次のようになります。

世代 タイトル 地方 モチーフ
第1世代 赤・緑・青・ピカチュウ カントー 関東地方
第2世代 金・銀・クリスタル ジョウト 関西地方
第3世代 ルビー・サファイア・
エメラルド
ホウエン 九州地方
第4世代 ダイヤモンド・パール・
プラチナ
シンオウ 北海道・樺太
第5世代 ブラック・ホワイト・
ブラック2・ホワイト2
イッシュ アメリカ ニューヨーク州
マンハッタン
第6世代 X・Y カロス フランス
第7世代 サン・ムーン・
ウルトラサン・ウルトラムーン
アローラ
アメリカ ハワイ州
第8世代 ソード・シールド ガラル イギリス
グレートブリテン島
第9世代
スカーレット・バイオレット パルデア スペイン
碧の仮面 キタカミの里 東北地方

世代についてくわしくはこちら

 

カントー地方

『赤・緑・青・ピカチュウ』の舞台、カントー地方。その名の通り、関東地方がモデルです。

他の地方と比べて高低差が少ない広大な平地であり、カントー地方の中心であるヤマブキシティはビルが立ち並ぶ大都会になっており、東京がモチーフになっています。

リメイク版の『ファイアレッド・リーフグリーン』では、本土から離れたところにナナシマが追加されましたが、これは伊豆諸島、小笠原諸島がモデルと思われます。

 

ジョウト地方

『金・銀・クリスタル』の舞台、ジョウト地方。関西(中部・近畿)地方がモデルです。

ポケモンにまつわる遺跡や伝説が多く残り、昔ながらの風情がある地域です。古い街並みや歴史のある塔があるエンジュシティは、京都府がモチーフになっています。

カントー地方とは陸続きであり、「トージョウのたき」を境に、ジョウト地方とカントー地方が分かれています。

また、リニアモーターカーでコガネシティとヤマブキシティを行き来したり、アサギシティとクチバシティをで行き来したりと、地方間の移動が可能です。

 

ホウエン地方

『ルビー・サファイア・エメラルド』の舞台、ホウエン地方。九州地方がモデルです。

ホウエン地方の地図を90度右に回転させると、九州の形とほぼ重なります。大きな本島と多数の島々から成る、自然が豊かな地方です。中心にある活火山「えんとつやま」は阿蘇山がモデルになっています。

トクサネシティにはスペースシャトルの発射基地であるトクサネ宇宙センターがあり、種子島宇宙センターがモデルと思われます。

 

シンオウ地方

『ダイヤモンド・パール・プラチナ』の舞台、シンオウ地方。北海道・樺太がモデルです。

地形が複雑で道が険しく、雪が降ったり霧が発生したりと、自然の厳しさを感じる地方です。

ユクシー、エムリット、アグノムが眠っているエイチ湖、シンジ湖、リッシ湖の3つの湖は、それぞれクッチャロ湖、洞爺湖、屈斜路湖がモデルと思われます。

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イッシュ地方

『ブラック・ホワイト』『ブラック2・ホワイト2』の舞台、イッシュ地方。アメリカのニューヨーク州、マンハッタンがモデルです。

ライモンシティにあるミュージカル施設は、ブロードウェイがモデルになっていますが、ゲーム内の施設や建物と、そのモデルの場所は異なる場合も多いです。(ポケウッドとハリウッド(ロサンゼルス)など)

以下のインタビュー記事によると、「この地方では、ポケモンも人も人種も関係なく、それが全部集まって“多種”になっている」「“多種”でも遠くから見たときに、1種類に見えるような地方である」ということから、イッシュと名付けられたそうです。

 

カロス地方

『X・Y』の舞台、カロス地方。フランスがモデルです。

中心部の「セントラルカロス」、海岸地帯の「コーストカロス」、内陸の山岳地帯「マウンテンカロス」という、3つのエリアから成ります。ミアレシティにあるプリズムタワーはエッフェル塔、ミアレ美術館はルーブル美術館がモチーフになっています。

E3 2013の質疑応答で、「美しさ」がテーマにあり、それを表現するためにフランスを選んだと、ディレクターの増田氏が答えています。

 

アローラ地方

『サン・ムーン』『ウルトラサン・ウルトラムーン』の舞台、アローラ地方。アメリカのハワイがモデルです。

メレメレじまはオアフ島、アーカラじまはマウイ島、ウラウラじまはハワイ島、ボニじまはカウアイ島がモデルになっています。

「アローラ」は地方の名前であると同時に、「こんにちは」「ごきげんよう」といった挨拶の意味もあります。

また、この作品から、地方独自の姿「リージョンフォーム」を持つポケモンが登場しました。

 

ガラル地方

『ソード・シールド』の舞台、ガラル地方。イギリスのグレートブリテン島がモデルです。

おだやかな田園風景や近代的な都市、雄大な草原や険しい雪山など、多様な世界が広がっています。

蒸気機関を元ネタにしたガラルマタドガスやセキタンザン、チャップリンが元ネタのバリコオルなど、イギリスを連想させる新ポケモンが多く登場しています。

イギリスのポケモン公式ツイッターで、ゲームフリークの増田氏と大森氏がイギリスにロケに行ったというメッセージが公開されています。

 

パルデア地方

『スカーレット・バイオレット』の舞台であるパルデア地方。そのモデルはスペインという説が有力です。

フラメンコを踊る女性の絵画や、サグラダファミリアに似た形の建物、白い風車群など、スペインとの関連を思わせるものが多くあります。

 

キタカミの里

『スカーレット・バイオレット』の追加コンテンツ『ゼロの秘宝』の「前編・碧の仮面」で舞台となるキタカミの里。日本の東北地方(主に青森、秋田、岩手)をモデルにしていると思われます。

『碧の仮面』のストーリーの中心となるオーガポンは鬼のような形相のお面を被ったポケモンで、青森県の「ねぶた」や秋田県の「なまはげ」がモチーフと考えられます。また、岩手県北上(きたかみ)市には鬼剣舞(おにけんばい)と呼ばれる、鬼の面をつけて踊る伝統芸能があります。

他にも地名や特産品、方言など、東北地方がモデルと考えられる要素が多くあります。

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