『ポケットモンスター』シリーズに登場するジムリーダーは、特定のタイプのポケモンのエキスパートです。
今回は、どのタイプを使うジムリーダーが多いかを調べました。
はじめに
タイプについて
ポケモンのタイプは以下の18種類あり、各地のジムリーダーは特定のタイプのエキスパートです。
ノーマル | ほのお | みず |
でんき | くさ | こおり |
かくとう | どく | じめん |
ひこう | エスパー | むし |
いわ | ゴースト | ドラゴン |
あく | はがね | フェアリー |
この記事では、『赤・緑』から『ソード・シールド』までの各シリーズで登場したジムリーダーが使うタイプを集計し、ランキング形式で紹介していきます。
集計の注意点
- 『金・銀』では、カントー地方でアンズとグリーンの2人が新しくジムリーダーになっており、カントー地方のジムリーダーとして、それぞれカウントします。ただしグリーンは専門タイプがありません。
- 『ルビー・サファイア』で登場するフウとランは、ダブルバトル形式のジムのジムリーダーであり、1人分としてカウントします。
- 『ブラック・ホワイト』のサンヨウジムのジムリーダーのポッド、デント、コーンは三つ子の兄弟であり、それぞれがほのお、くさ、みずタイプのポケモンの使い手です。最初に選んだポケモンによって戦うジムリーダーが変わります。ここでは、ほのお、みず、くさに1人ずつカウントします。
- 『サン・ムーン』にはジムリーダーは登場しませんが、しまキング、しまクイーン、キャプテンが他のシリーズにおけるジムリーダーと同じ立ち位置であるため、これらを集計に加えます。
- 『ソード・シールド』では、ビート、マリィがストーリー中で新しいジムリーダーになりますが、前任のジムリーダーから交代したものであるため、集計には加えません。
- 『ブラック・ホワイト』や『ソード・シールド』ではソフトのバージョンによって登場するジムリーダーが異なりますが、どちらも集計に加えます。
略称について
ソフトの名称について、ここでは以下の略称を用います。
赤・緑 | 赤緑 |
金・銀 | 金銀 |
ルビー・サファイア・エメラルド | RSE |
ダイヤモンド・パール・プラチナ | DPt |
ブラック・ホワイト | BW |
ブラック2・ホワイト2 | BW2 |
X・Y | XY |
サン・ムーン | SM |
ソード・シールド | 剣盾 |
他のサイトでは『赤・緑・青・ピカチュウ』の英語の頭文字をとってRGBPと表記したり、『金・銀・クリスタル』の英語の頭文字をとってGSCとする場合もあります。
18位 2人
最も使い手が少ないタイプは3つあります。
じめんタイプ
サカキ(赤緑)とハプウ(SM)の2人が、じめんタイプのエキスパートです。四天王では、キクノ(DPt)がじめんタイプを専門にしています。
あくタイプ
クチナシ(SM)とネズ(剣盾)が、あくタイプのエキスパートです。四天王ではカリン(金銀)、カゲツ(RSE)、ギーマ(BW)があくタイプを専門にしています。
はがねタイプ
ミカン(金銀)とトウガン(DPt)の2人が、はがねタイプのエキスパートです。また、四天王のガンピ(XY)、チャンピオンのダイゴ(RSE)がはがねタイプを専門にしています。
15位 3人
次に使い手が少ないタイプは6つあります。
どくタイプ
キョウ(赤緑)、アンズ(金銀)、ホミカ(BW2)の3人が、どくタイプのエキスパートです。四天王では、赤緑でジムリーダーだったキョウが金銀で四天王としてどくタイプを使っています。
ひこうタイプ
ハヤト(金銀)、ナギ(RSE)、フウロ(BW)の3人が、ひこうタイプのエキスパートです。四天王では、カヒリ(SM)がひこうタイプを専門にしています。
エスパータイプ
ナツメ(赤緑)、フウとラン(RSE)、ゴジカ(XY)の3人(3組)が、エスパータイプのエキスパートです。四天王では、イツキ(金銀)、カトレア(BW)、ゴヨウ(DPt)の3人がエスパータイプを専門にしています。
むしタイプ
ツクシ(金銀)、アーティ(BW)、ビオラ(XY)の3人が、むしタイプのエキスパートです。四天王では、リョウ(DPt)がむしタイプを専門にしています。
ドラゴンタイプ
イブキ(金銀)、シャガ(BW)、アイリス(BW)の3人が、ドラゴンタイプのエキスパートです。四天王ではゲンジ(RSE)、ドラセナ(XY)が、チャンピオンではワタル(金銀)、アイリス(BW2)がドラゴンタイプを専門にしています。
フェアリータイプ
マーシュ(XY)、マツリカ(SM)、ポプラ(剣盾)の3人が、フェアリータイプのエキスパートです。また、フェアリータイプを専門にしている四天王はいません。
フェアリータイプが初登場した『X・Y』から、毎作品にジムリーダーやキャプテンが登場しています。
9位 4人
ゴーストタイプ
マツバ(金銀)、メリッサ(DPt)、アセロラ(SM)、オニオン(剣盾)の4人が、ゴーストタイプのエキスパートです。また、四天王では、キクコ(赤緑)、フヨウ(RSE)、シキミ(BW)、アセロラ(SM)の4人がゴーストタイプを専門にしています。
8位 5人
同率8位で3つのタイプがランクインしています。
ノーマルタイプ
アカネ(金銀)、センリ(RSE)、アロエ(BW)、チェレン(BW2)、イリマ(SM)の5人が、ノーマルタイプのエキスパートです。また、四天王でノーマルタイプを専門にしている人はいません。
ほのおタイプ
カツラ(赤緑)、アスナ(RSE)、ポッド(BW)、カキ(SM)、カブ(剣盾)の5人がほのおタイプのエキスパートです。また、四天王では、オーバ(DPt)、パキラ(XY)がほのおタイプを専門にしています。
こおりタイプ
ヤナギ(金銀)、スズナ(DPt)、ハチク(BW)、ウルップ(XY)、メロン(剣盾)の5人がこおりタイプのエキスパートです。また、四天王では、カンナ(赤緑)、プリム(RSE)がこおりタイプを専門にしています。
5位 6人
同率5位で3つのタイプがランクインしています。
くさタイプ
エリカ(赤緑)、ナタネ(DPt)、デント(BW)、フクジ(XY)、マオ(SM)、ヤロー(剣盾)の6人がくさタイプのエキスパートです。また、四天王では、くさタイプを専門にしている人はいません。
でんきタイプ
マチス(赤緑)、テッセン(RSEt)、デンジ(DPt)、カミツレ(BW)、シトロン(XY)、マーマネ(SM)の6人がでんきタイプのエキスパートです。また、四天王では、でんきタイプを専門にしている人はいません。
かくとうタイプ
シジマ(金銀)、トウキ(RSE)、スモモ(DPt)、コルニ(XY)、ハラ(SM)、サイトウ(剣盾)の6人がかくとうタイプのエキスパートです。四天王では、シバ(赤緑)、レンブ(BW)、ハラ(SM)の3人がかくとうタイプを専門にしています。
2位 7人
いわタイプ
タケシ(赤緑)、ツツジ(RSE)、ヒョウタ(DPt)、ヤーコン(BW)、ビオラ(XY)、ライチ(SM)、マクワ(剣盾)の7人がいわタイプのエキスパートです。四天王では、アローラ地方のライチがいわタイプを使います。
ジョウト(金銀)以外のすべての地方に、いわタイプのエキスパートが存在します。(金銀でも、いわタイプのジムリーダーとしてタケシは登場します)
1位 8人
みずタイプ
カスミ(赤緑)、ミクリ(ルビー・サファイア)、アダン(エメラルド)、マキシ(DPt)、コーン(BW)、シズイ(BW2)、スイレン(SM)、ルリナ(剣盾)の8人がみずタイプのエキスパートです。
ホウエン地方(RSE)、イッシュ地方(BW)で2人ずつ紹介しており、ジョウト地方(金銀)とカロス地方(XY)にはみずタイプのジムリーダーはいません。
また、四天王のズミ(XY)、チャンピオンのミクリ(エメラルド)がみずタイプを専門にしています。
番外編 専門タイプ無し
『金・銀』のカントー地方で登場するトキワシティジムリーダーのグリーンは、専門のタイプがない唯一のジムリーダーです。