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歴代ソフトの売り上げ、人気のバージョン【ゲームポケモン】

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ゲーム『ポケットモンスター』シリーズは、今までにどれくらい売れたのでしょうか。

今回は、歴代ソフトの売り上げと、どちらが人気だったかについて調べました。

歴代シリーズの売り上げ

ポケモンの歴代本編ソフトについて、発売順に売り上げをまとめました。この表ではマイナーチェンジ版は除いており、ここでは2バージョンの合計本数を載せています。

歴代タイトルの世界的な売上本数では、
第1位は2904万本で『赤・緑』
第2位は2644万本で『ソード・シールド』
第3位は2569万本で『スカーレット・バイオレット』
となっています。

国内での売り上げは
第1位は830万本で『スカーレット・バイオレット』
第2位は822万本で『赤・緑』
第3位は730万本で『金・銀』
となっています。

発売年 タイトル 売上本数
(国内)
売上本数
(世界)
1996年 赤・緑 822万本 2904万本
1999年 金・銀 730万本 2373万本
2002年 ルビー・サファイア 540万本 1614万本
2004年 ファイアレッド・
リーフグリーン
318万本 1172万本
2006年 ダイヤモンド・パール 585万本 1767万本
2009年 ハートゴールド・
ソウルシルバー
397万本 1272万本
2010年 ブラック・ホワイト 554万本 1564万本
2012年 ブラック2・ホワイト2 307万本 852万本
2013年 X・Y 457万本 1673万本
2014年 オメガルビー・
アルファサファイア
347万本 1462万本
2016年 サン・ムーン 394万本 1633万本
2017年 ウルトラサン・
ウルトラムーン
272万本 921万本
2018年 Let’s Go!ピカチュウ・
Let’s Go!イーブイ
218万本 1507万本
2019年 ソード・シールド 564万本 2644万本
2021年 ブリリアントダイヤモンド・
シャイニングパール
385万本 1492万本
2022年 Pokémon LEGENDS
アルセウス
364万本 1483万本
2022年 スカーレット・バイオレット 830万本 2569万本

情報元

 

どちらのバージョンが人気?

各ソフトごとにどちらが人気だったか、日本での売り上げの内訳を見てみます。

  • 内訳の合計が上の売上本数と合わない場合がありますが、複数のデータを参考にしているため、大まかな数字と思ってご覧ください。
  • 『X・Y』と『サン・ムーン』以降の作品については各バージョンの内訳は発表されていません。

赤・緑 

1996年にゲームボーイ用ソフトとして発売された『赤・緑』。海外では、Red(赤)とBlue(青)バージョンが発売され、パッケージもそれぞれリザードンとカメックスになっていました。

片方のバージョンにしか出ないポケモンや通信交換によって進化するポケモンなど、友達と協力してポケモンを集めるという遊び方が生まれたのはこれが最初です。

合わせて822万本という本数は、2020年に『あつまれどうぶつの森』に抜かされるまで、日本の歴代ゲームソフト史上で第1位でした。

内訳は『赤』は約418万本『緑』は約404万本となっており、『赤』の方が『緑』を上回っています。

 

金・銀

1998年にゲームボーイカラー用のソフトとして発売された、『金・銀』。

伝説ポケモンのホウオウとルギアがそれぞれパッケージに描かれています。この作品以降、パッケージはそれぞれのソフトの伝説ポケモンが飾っています。

『赤・緑』に次ぐ出荷本数で、『金』は約353万本、『銀』は約364万本であり、『銀』の方がやや多かったようです。

 

ルビー・サファイア

2002年にゲームボーイアドバンス用のソフトとして発売された、『ルビー・サファイア』。

『ルビー』ではグラードン、『サファイア』ではカイオーガが出現するほか、敵となる集団(マグマ団、アクア団)がバージョンによって異なりました。

国内での販売本数はルビー』は約255万本『サファイア』は約261万本であり、『サファイア』がわずかに上回りました。

 

ファイアレッド・リーフグリーン

2004年には、ゲームボーイアドバンスで『赤・緑』のリメイク版として『ファイアレッド・リーフグリーン』が発売されました。

国内での販売本数は『ファイアレッド』は約161万本『リーフグリーン』は約129万本であり、リメイク前よりもバージョンごとの差が大きく広がりました。

 

ダイヤモンド・パール

2006年にニンテンドーDS用のソフトとして発売された、『ダイヤモンド・パール』。『ダイヤモンド』ではディアルガ、『パール』ではパルキアが出現します。

DS初のポケモンということで話題になり、2画面を利用した遊び方が画期的でした。

国内での販売本数は『ダイヤモンド』は約318万本『パール』は約263万本であり、『ダイヤモンド』を選ぶ人が多かったようです。

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ハートゴールド・ソウルシルバー

2004年には、ニンテンドーDSで『ハートゴールド・ソウルシルバー』が発売されました。

『金・銀』のリメイク版として多くの要素が追加されて内容が充実し、グラフィックや音楽なども評価が高い、歴代屈指のリメイク作品です。

国内での販売本数は『ハートゴールド』は約186万本『ソウルシルバー』は約204万本であり、リメイク前と同じく銀(ソウルシルバー)が人気でした。

 

ブラック・ホワイト

2010年にニンテンドーDS用ソフトとして発売された『ブラック・ホワイト』。『ブラック』ではレシラム、『ホワイト』ではゼクロムが入手できます。

新たなスタートを意識した作品で、エンディング前までは新ポケモンのみが出現し、季節の概念やトリプルバトルなど、新しい要素がふんだんに盛り込まれていました。

国内での販売本数は『ブラック』は約288万本『ホワイト』は約262万本であり、『ブラック』を選ぶ人が多かったです。

 

ブラック2・ホワイト2

2012年に発売された、『ブラック・ホワイト』から2年後の世界が舞台の『ブラック2・ホワイト2』。『ブラック2』ではゼクロム、『ホワイト2』ではレシラムが入手できます。

国内での販売本数は『ブラック2』は約154万本『ホワイト2』は約137万本であり、前作と同じタイトルが選ばれたようです。公式でも、前作と同じ色を選ぶと、前作との違いがより楽しめるというメッセージがありました。

 

X・Y

2013年に、ニンテンドー3DS用ソフトとして『X・Y』が発売されました。 『X』ではゼルネアス、『Y』ではイベルタルが入手できます。

ポケモンや人物のグラフィックが3Dになるという大きな変化があり、対戦ではメガシンカという新たな形態が登場しました。

販売本数の内訳は発表されておらず、国内では合計で457万本販売されています。(2022年末時点)

 

オメガルビー・アルファサファイア

2014年に、ニンテンドー3DS用ソフトとして『オメガルビー・アルファサファイア』が発売されました。 

『ルビー・サファイア』のリメイク版として、従来ポケモンのメガシンカ、ゲンシカイキに加え追加シナリオも用意されるなど、ボリュームが大幅にアップしています。

国内での販売本数は『オメガルビー』は約136万本『アルファサファイア』は約157万本であり、リメイク前と同様にサファイアが人気です。

 

サン・ムーン

2016年に、ニンテンドー3DS用ソフトとして『サン・ムーン』が発売されました。『サン』ではソルガレオ、『ムーン』ではルナアーラが入手できます。

アローラ地方特有の「リージョンフォーム」という、既存のポケモンの別の姿が登場しました。また、対戦中に一度だけ使える強力な技、Zワザが使えました。

販売本数の内訳は発表されておらず、国内では合計で394万本販売されています。(2022年末時点)

 

ウルトラサン・ウルトラムーン

2017年に、ニンテンドー3DS用ソフトとして『ウルトラサン・ウルトラムーン』が発売されました。『ウルトラサン』ではソルガレオ、『ウルトラムーン』ではルナアーラが入手できます。

『サン・ムーン』とストーリーに大きな違いはないですが、伝説のポケモンが多く入手できるようになっています。

販売本数の内訳は発表されておらず、国内では合計で272万本販売されています。(2022年末時点)

 

Let’s Go!ピカチュウ! Let’s Go!イーブイ

2018年に、ニンテンドースイッチ用ソフトとして『Let’s Go!ピカチュウ・Let’s Go!イーブイ』が発売されました。それぞれ、ピカチュウ、イーブイを相棒にして冒険を進めます。

初代に発売された『ピカチュウ』バージョンのリメイク版として作られていますが、ポケモンの捕獲が『Pokémon GO』と似た仕様であり、シリーズの他の作品とは大きく異なるものとなっています。

販売本数の内訳は発表されておらず、国内では合計で約218万本販売されています。(2022年3月時点)

 

ソード・シールド

2019年に、ニンテンドースイッチ用ソフトとして『ソード・シールド』が発売されました。『ソード』ではザシアン、『シールド』ではザマゼンタが入手できます。

対戦中にポケモンが巨大化するダイマックスが登場し、迫力のあるバトルが楽しめます。また、有料DLCとして、エキスパンションパス『鎧の孤島・冠の雪原』が発売され、シナリオや新ポケモンが追加されました。

販売本数の内訳は発表されておらず、国内では合計で約564万本販売されています。(2022年3月時点)

 

ブリリアントダイヤモンド・シャイニングパール

2021年に、ニンテンドースイッチ用ソフトとして『ブリリアントダイヤモンド・シャイニングパール』が発売されました。

『ダイヤモンド・パール』のリメイク作品であり、ポケモンの連れ歩きや主人公の着せ替えが可能になりました。

販売本数の内訳は発表されておらず、国内では合計で約385万本販売されています。(2022年3月時点)

 

Pokémon LEGENDS アルセウス

2022年に、ニンテンドースイッチ用ソフトとして『Pokémon LEGENDS アルセウス』が発売されました。

シリーズ初のアクションRPGで、ポケモンが未知の脅威だった時代が描かれています。野生ポケモンが主人公を攻撃してきたり、見つからないように隠れながら捕獲したりと、歴代シリーズとはゲームシステムが大きく異なります。

今作にバージョン違いは無く、国内では合計で約364万本販売されています。(2024年3月時点)

 

スカーレット・バイオレット

2022年に、ニンテンドースイッチ用ソフトとして『スカーレット・バイオレット』が発売されました。『スカーレット』ではコライドン、『バイオレット』ではミライドンが入手できます。

シリーズ初のオープンワールドであり、広大なフィールドを自由に移動することができます。対戦中にポケモンのタイプが変わるテラスタルが登場し、より戦略的なバトルができるようになりました。

販売本数の内訳は発表されておらず、国内では合計で約830万本販売されています。(2024年11月時点)

これは歴代最多だった『赤・緑』を超えて歴代1位となっています。

歴代○○
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