相手の変化技を封じる「ちょうはつ」と、相手に同じ技を使わせる「アンコール」。
今回は、ちょうはつとアンコールを同時に使う場合について解説します。
ちょうはつとアンコールを重ねがけ
ちょうはつ→アンコールの場合
以下の3パターンが考えられます。
A.相手が場に出た直後
相手が場に出た直後を考えます。相手は変化技を使うとします。
1ターン目、こちらが先制で「ちょうはつ」を使うと、相手が出そうとしていた変化技は使えず、「挑発されて○○がだせない!」と表示されます。
2ターン目、こちらが「アンコール」を使うと、前のターンに相手の技は不発となっているため、「アンコール」自体が失敗します。
B.相手が攻撃技を使った後
1ターン目、相手は攻撃技を使い、次のターンは相手は変化技を使うとします。
2ターン目、こちらが先制で「ちょうはつ」を使うと、相手が出そうとしていた変化技は使えず、「挑発されて○○がだせない!」と表示されます。
3ターン目、こちらが「アンコール」を使うと、前のターンに相手の技は不発となっているため、その前のターン(1ターン目)に使われた技がアンコールされ、攻撃されます。
C.相手が変化技を使った後
1ターン目、相手は変化技を使い、次のターンも相手は変化技を使うとします。
2ターン目、こちらが先制で「ちょうはつ」を使うと、相手が出そうとしていた変化技は使えず、「挑発されて○○がだせない!」と表示されます。
3ターン目、こちらが「アンコール」を使うと、前のターンに相手の技は不発となっているため、1ターン目に使われた技がアンコールされますが、変化技は封じられているため、相手は「わるあがき」をすることになります。
アンコール→ちょうはつの場合
相手が前のターンに変化技を使っていた場合を考えます。
1ターン目、こちらが先制で「アンコール」を使うと、相手は前のターンに使った変化技を再び使うことになります。
2ターン目、こちらが「ちょうはつ」を使うと、相手は変化技が使えず、「挑発されて○○がだせない!」と表示されます。この時点では「わるあがき」は使いません。
3ターン目、相手が出せる技は無いため相手は「わるあがき」を使います。
技データ
ちょうはつ
技 | ちょうはつ |
分類 | へんか |
タイプ | あく |
PP | 20 |
命中 | – |
対象 | 相手1体 |
効果 | 3ターンの間、 相手は攻撃技しか出せなくなる。 |
変化技しか覚えていないポケモンは、「ちょうはつ」を受けた状態で攻撃を選択すると「わるあがき」を使います。
アンコール
技 | アンコール |
分類 | へんか |
タイプ | ノーマル |
PP | 5 |
命中 | 100 |
対象 | 相手1体 |
効果 | 3ターンの間、 相手は最後に使った技しか出せなくなる。 |
アンコール状態になると、最後に使った技以外は選択できなくなります。
アンコールされた技を出せない場合、「わるあがき」を使います。