『スカーレット・バイオレット』では、戦闘中にポケモンのタイプが変わる「テラスタル」が対戦の大きな要素となっています。
今回は、ファイアローのテラスタルと特性の関係について解説します。
ファイアローのひこうテラスタル
「はやてのつばさ」について
ファイアローの特性「はやてのつばさ」は、HPが満タンの時に、ひこうタイプの技を先制技として(優先度+1で)使うことができる効果です。
この特性により威力120の「ブレイブバード」を先制技として使うことができますが、反動ダメージを受けて自身のHPが減ると、次からは特性の効果が発揮されなくなりす。
テラスタル・テラバーストについて
テラスタルとは、戦闘中に一度だけポケモンのタイプを変えることができるバトルシステムです。元のタイプと同じタイプにテラスタルすると、タイプ一致技の威力が2倍になります。(通常は1.5倍)
テラスタルでひこうタイプになった場合、「テラバースト」のタイプはひこうタイプになります。ひこうタイプの「テラバースト」を使うことで、反動を受けずに強力な先制技として連発できるのではないでしょうか?
確かめてみました。
ファイアローがひこうテラスタルすると…?
ひこうテラスタルしてテラバーストを使った結果、「はやてのつばさ」の効果は受けられませんでした…。
仕様なのかバグなのかはわかりませんが、テラステルでひこうタイプになったテラバーストを使っても、「はやてのつばさ」による先制技としては扱われませんでした。
逆に考えると…
先制技として使えないということは、先制技を無効にする特性や技の効果を受けないということです。
地面にいる相手に対しての先制技を無効にする「サイコフィールド」や、味方への先制技を防ぐ技「ファストガード」、先制技を受けない特性「ビビッドボディ」「じょおうのいげん」「テイルアーマー」の影響を受けずに攻撃できます。
ハギギシリ 「ビビッドボディ」 |
アマージョ 「じょおうのいげん」 |
リキキリン 「テイルアーマー」 |