相手の能力が上がったターンに使うと相手をやけどにする技、しっとのほのお。これはザシアンにも有効なのでしょうか。
今回は、しっとのほのおの仕様について解説します。
しっとのほのおについて
しっとのほのおの概要
技 | しっとのほのお |
分類 | 特殊 |
タイプ | ほのお |
威力 | 70 |
PP | 5 |
命中 | 100 |
対象 | 相手全体 |
効果 | そのターンに能力ランクが上がった 相手ポケモンをやけど状態にする。 |
しっとのほのおを使うと、同じターンに能力アップした相手をやけどにする追加効果があります。
しっとのほのおの習得方法
しっとのほのおは、エキスパンションパス・鎧の孤島の道場内で、教え技としてヨロイこうせき5個で覚えることができます。
しっとのほのおを覚えるポケモン
しっとのほのおを覚えるポケモンは、次の通りです。
ロコン (原種) |
キュウコン (原種) |
ペルシアン (アローラ) |
ガラガラ (アローラ) |
ブーバー |
ブーバーン |
ブースター |
ファイヤー (原種) |
ミュウ |
コータス |
スカタンク |
ミカルゲ |
ヒードラン |
レパルダス |
ヒヒダルマ (原種) |
ヒヒダルマ (ガラル) |
ゾロア |
ゾロアーク |
クイタラン |
ガオガエン |
ヒトモシ |
ランプラー |
シャンデラ |
バクガメス |
ミミッキュ |
フォクスライ |
サニゴーン |
—– |
ベロバー |
ギモー |
オーロンゲ |
—– |
追加効果が発動しない場合
追加効果が発動するかは、同じターン内に能力が上がったかどうかで判定されます。先制で相手が能力アップしていれば、後攻でしっとのほのおを使うと相手をやけど状態にできます。
ただし、相手のポケモンが場に出たときに能力アップした場合は追加効果が発動しない場合があります。
まず、ポケモンが場に出るタイミングは、次の4パターンのいずれかです。
①バトル開始時
②ひんしのポケモンの代わりに出したとき
③交代で出したとき
④技や持ち物の効果で交代したとき
これらのうち、②のひんしのポケモンの代わりに出したときは、ターンの終わりに見なされるので、能力が上がってもしっとのほのおでやけどにはできません。
①と③はターンの最初に行われるので、しっとのほのおの追加効果は発動し、やけどにできます。
④は、先制で交代が行われて出てきたポケモンが能力アップした場合、しっとのほのおの追加効果が発動し、やけどにできます。
場に出たときに能力が上がるのは以下の場合です。
バトル開始時に能力が上がる特性
- ダウンロード(攻撃or特攻アップ)
- ふとうのけん(攻撃アップ)
- ふくつのたて(防御アップ)
- いかくを受けたときの、あまのじゃく、びびり、かちき、まけんき
バトル開始時に能力が上がる持ち物
- エレキシード(エレキフィールド時、防御アップ)
- グラスシード(グラスフィールド時、防御アップ)
- サイコシード(サイコフィールド時、特防アップ)
- ミストシード(ミストフィールド時、特防アップ)
- いかくを受けたときのビビりだま(素早さアップ)
結論 ザシアンは「しっとのほのお」でやけどになる?
タイトルに対しての答えは、「場合による」です。
バトル開始時、もしくは、交代で登場したときに「ふとうのけん」が発動して攻撃が上がった場合は、しっとのほのおを受けるとやけど状態になります。
ひんしのポケモンの代わりに出したときは、「ふとうのけん」が発動してもしっとのほのおでやけど状態になることはありません。