水タイプや炎タイプの技を受けると素早さが上がる特性「じょうききかん」を持つポケモン、セキタンザン。
今回は、セキタンザンの素早さ調整について考察します。
セキタンザンについて
セキタンザンの基本情報
セキタンザンの基本情報は、次の通りです。実数値についてはレベル50の時を想定します。
タイプ1 | タイプ2 |
いわ | ほのお |
HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早 | 備考 | ||
種 族 値 |
110 | 80 | 120 | 80 | 90 | 30 | 合計 510 |
|
実 数 値 |
最 高 |
217 | 145 | 189 | 145 | 156 | 90 | – |
準 | – | 132 | 172 | 132 | 142 | 82 | – | |
無 振 |
185 | 100 | 140 | 100 | 110 | 50 | 最遅 31 |
特性 | 効果 |
じょうききかん | 水・炎タイプの技を受けると 素早さが6段階上がる。 |
ほのおのからだ | 接触技を受けると30%で 相手をやけどにする。 |
(隠)もらいび | 相手からの炎技を無効化し、 炎技の威力を1.5倍にする。 |
ソード・シールドに登場する岩・炎の複合タイプはセキタンザン系統だけです。HPと防御の種族値が高く、素早さの低さが目立ちます。
特性「じょうききかん」について
じょうききかんの概要
じょうききかんは、水または炎タイプの技を受けると、素早さが6段階上昇する特性です。受ける技を無効にできるわけではないので注意。
岩・炎タイプのセキタンザンは、水タイプの技は4倍ダメージを受けてしまう一方、炎タイプの技は1/4で受けられます。
じょうききかんを発動する方法
相手の炎技を読んで交代出しをすることができれば、小さいダメージで特性を発動できます。
水技を受けての発動を狙う場合は大ダメージが予想されるので、持ち物「きあいのタスキ」や技「こらえる」を使って、攻撃を耐える必要があります。
ダブルバトルでは、味方が「なみのり」や「ふんえん」といった全体技を使うことで、能動的にセキタンザンの特性発動を狙うことができます。
セキタンザンの素早さ調整
セキタンザンは特性が発動して素早さランクが+6になれば、多くの相手を抜き去ることができます。
性格補正があるかどうか、努力値をどれだけ振るかによって素早さは変わります。
実数値 | 特性発動時 | 備考(カッコ内は実数値) | |
補正有り 全振り | 90 | 360 | ランク+2最速111族(358)抜き |
無補正 全振り | 82 | 328 | ランク+2最速97族(326)抜き |
無補正 236振り | 80 | 320 | ランク+1最速ドラパルト(319)抜き |
無補正 220振り | 78 | 312 | 最速すなかきドリュウズ(308)抜き |
無補正 180振り | 73 | 292 | 最速ようりょくそフシギバナ(290)抜き |
無補正 156振り | 70 | 280 | 最速レジエレキ抜き |
無補正 108振り | 64 | 256 | 準速すなかきウオノラゴン(254)抜き |
無補正 100振り | 63 | 252 | ランク+1最速100族(250)抜き |
無補正 36振り | 55 | 220 | ランク+1最速81族(219)抜き |
無補正 28振り | 54 | 216 | 最速ドラパルト(213)抜き、 スカーフ準速90族(213)抜き |
無補正 無振り | 50 | 200 | 最速130族と同速 |
- 111族はボルトロス(化身)、トルネロス(化身)。
- 100族はリザードン、ボーマンダ、ウルガモスなど。
- 97族はウーラオス。
- 90族にはファイヤー、カイオーガ、ポリゴンZがいます。
- 81族はギャラドスが代表的です。
耐久面に回す努力値を残すなら、36振りで+1ギャラドス抜きがちょうどよさそうです。水技を受けて特性発動し、次のターンに岩技で抜群を突くことができます。
ダブルバトルであれば、180振りでフシギバナまで抜いておきたいですね。味方のアクアジェットで先制で特性を発動できれば、フシギバナの行動前にセキタンザンが動くことができます。