ポケットモンスターSPECIALのソード・シールド編第1巻が発売されました!
私の大好きなポケスペシリーズの最新章ということで、今回はこの漫画について紹介します。
あらすじ
刀鍛冶の子孫で『身具職人』の少年、剣創人(つるぎ・そうど)と、機械に強く天真爛漫な少女、盾シルドミリア(たて・しるどみりあ)。
2人の主人公が、ダイマックスの研究者であるマグノリア博士の助手を務めながら、ジムチャレンジに挑むため、ガラル地方を旅する物語です。
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感想
章が変わるごとに、新主人公に交代するポケスペシリーズ。主人公はみんな、何かに秀でた能力を持っています。ソード・シールド編の主人公は『身具職人』そーちゃん(創人)と『機械に強い』しーちゃん(シルドミリア)です。
カモネギのネギやサルノリのスティックなど、作中では身具(しんぐ)と呼ばれる、ポケモンの得物にスポットを当てたのは面白いです。これまでも、警察や配達員といった職業の主人公が登場しましたが、今回はさらに異色ですね。
しーちゃんはコンピュータ技師として、データの解析や機械の設計に秀でています。明るく元気な性格で、初対面の相手にも遠慮なく接します。
2人はとある目的のために、ジムチャレンジを達成することを目指して、マグノリア博士の助手としてガラル地方を旅しています。
ガラル地方に引っ越してきた少年が、この3人に出会うところから物語が始まります。この少年、1話で出番は終わりかと思っていましたが、そんなことはありませんでした。ゲームでは全く無関係の人間が、始めから主人公たちと一緒に行動するというのは、面白い試みだと思います。
他には、ゲームで登場したジムリーダーやライバルたちも登場し、主人公たちとのやりとりやバトルも描かれています。ダイマックスもしっかりストーリーに組み込んでいるところはさすがだなと思いました。
多くの個性的なキャラクターが登場し、旅の目的が示された第1巻。今後の展開が楽しみであり、これまでのシリーズを読んでいた人はもちろん、初めてポケスペに触れる人も楽しめる漫画だと思います。
参考 ポケットモンスターSPECIALシリーズについて
ポケットモンスターSPECIALは連載形態が特殊であり、2020年7月現在、発売されている単行本は以下の通りです。(ソード・シールド編はコロコロイチバン!にて連載中です)
通巻版
ポケットモンスターSPECIAL(1~55巻)
赤・緑・青の第1章から、ゲームの変遷と同じく主人公を交代しながら、現在、X・Yの第12章まで続いています。今後も、以下に紹介する先行版で発売されていた章が、通巻版に再録される予定になっています。
各章の間には多少つながりはありますが、ストーリーは独立したものであるため、途中の章から読み始めても問題はありません。
単行本のサイズは少し大きめのB6判。
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先行版
ブラック2・ホワイト2編が完結する前に始まった本編で、通巻版とは別の単行本として、先行版が発売されました。単行本の大きさも通巻版とは異なり、B40(新書判)サイズです。
ポケットモンスターSPECIAL X・Y
第12章。全6巻で、対応するゲームは、X・Yです。
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ポケットモンスターSPECIAL Ωルビー・αサファイア
第13章。全3巻で、対応するゲームは、オメガルビー・アルファサファイアです。
ポケットモンスターSPECIAL サン・ムーン
第14章。全6巻で、対応するゲームは、サン・ムーン・ウルトラサン・ウルトラムーンです。
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今回発売するのは、先行版のソード・シールド編第1巻になります。
章と巻数の関係は公式ホームページでもわかりやすく説明してくれています。
また、ポケモンだいすきクラブの公式サイトでも、特集されています。